2017/06/18 11:00

「ウイスキー界のロックスター」と評される男・肥土伊知郎が「フィールド」を大切にする理由

©榎本善晃
©榎本善晃

今年、日本の小さな蒸溜所が作ったウイスキーが、世界的なウイスキーのコンペティション「ワールド・ウイスキー・アワード(WWA)2017」のシングルカスクシングルモルト部門で最高賞を受賞した。同部門で世界最高の評価を得たウイスキーを生み出したのが、ベンチャーウイスキーの創業者、肥土伊知郎。
海外で「ウイスキー界のロックスター」と評される男は、いかにして頂点を極めたのか。

スウェーデンからの来訪者

 いまから5、6年前のある夏の日。秩父の山間にあるベンチャーウイスキーの蒸溜所に突然、外国人の男が訪ねてきた。スタッフが応対すると、どうしても手に入れたいウイスキーがあって、わざわざスウェーデンから秩父にまでやってきたという。

 男が探していたのは、瓶のラベルにトランプの図柄が描かれた「カードシリーズ54本セット」のうちの2本。ベンチャーウイスキーが2006年から毎年数本ずつ、6000円台から3万円台で世に送り出してきたこのシリーズは国境を越えて人気を博しており、2015年に開催されたオークションでは、コンプリートセットが約5400万円で落札された。

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