2017/10/08 12:00

火を止めた後の余熱を使ってしっとりと 好みのたれで食べたい「茶碗蒸し」

 人気料理研究家ウー・ウェンさんの家庭料理本の決定版『ウー・ウェンの家庭料理 8つの基本』(文藝春秋刊)。この本で紹介されている料理は、どれもウー・ウェンさんが忙しい毎日の中で、実際に家族のためにつくっているものばかり。できるだけシンプルに調理し、毎日飽きずに(嫌にならずに!)美味しい食卓を演出するための、“基本”のルールと掲載レシピの一部をご紹介!

【もっと蒸す!】

 食材の味をいちばん引き立てるのが「蒸す」調理法です。蒸し上がりの状態を食材自体が決めてくれるからです。たとえば、豆腐は余分な水分が出てしまうのに、ふわふわ。肉や魚は脂分が落ちますが、しっとり。豆類はたっぷり水分を含んでふっくら。

 主導権は食材にあり。作り手にストレスがかからないから気分がラクでしょう? 蒸し料理のコツは、火を止めた後の余熱を利用すること。蒸気をたっぷり含んで、ふっくらしっとりします。


好みのたれをかけて。

◆「茶碗蒸し」のレシピ

■材料(3~4人分)
・卵:4個
・酒:大さじ2
・水:1と1/2カップ
・こしょう:少々

【たれ1】
・粗塩、ごま油:各同量

【たれ2】
・しょうゆ、ごま油:各同量

■作り方
(1) ボウルに卵を割り入れてほぐし、酒、水、こしょうを加えて混ぜる。
(2) 鉢に(1)を流し入れ、蒸気のあがった蒸し器にのせ、強火で5分蒸す。弱火にし、さらに10分蒸し、そのまま5分おく。
(3) 食べる直前にたれ(【たれ1】もしくは【たれ2】)をかける。

文=ウー・ウェン,撮影=鍋島徳恭

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