2019/08/01 06:00

パン消費量「日本一」は滋賀・大津市 なぜそんなにパンが好き?地元に聞いてみた

カラダに優しい素材にこだわった「パン&ケーキ・カフェFamilleふぁみーゆ」、高島市(画像提供:公益社団法人びわこビジターズビューロー、以下同)
カラダに優しい素材にこだわった「パン&ケーキ・カフェFamilleふぁみーゆ」、高島市(画像提供:公益社団法人びわこビジターズビューロー、以下同)

日本でいちばんパンを食べるのは、どこだと思う?

実は、滋賀県の「大津市」だというデータがある。「本当?」と驚く人は多いかもしれない。

総務省統計局の家計調査で、全国の都道府県庁所在市と政令指定都市を調べたところ、大津市は「パンの消費量第1位」という結果になったという。なお2位以下は、堺市、京都市、大阪市、岡山市と続く。2016年から2018年の3年間の平均だ。

それにしても関西の都市が上位を競っているようだ。

このデータをもとに、「パン好きなのは大津市だけではない、滋賀県はパン好きが多く、美味しいパンを提供するパン屋さんも多い」と力説するのが、「びわこビジターズビューロー」(大津市)という団体だ。

滋賀県民はそんなにパン好きなのだろうか。Jタウンネット編集部は、詳しい話を聞いてみた。

県内各地に、こだわりのパン屋さんが多い


電話で答えてくれたのは、びわこビジターズビューローの広報担当者だった。

「大津はもちろんですが、滋賀県内の町々にこだわりのパン屋さんがあるのです。東京にあるようなオシャレな店構えではないかもしれませんが、質の高い個性的なお店があると、思います。例えば、高島市にある『ふぁみーゆ』(写真上)という店は、添加物や香料を使ってないことで評判となり、県内各地から多くのお客さんが足を運ぶことで知られています」

「ふぁみーゆ」のコンセプトは、「家族や大切な人に食べてもらいたいと思えるパン・スイーツを」だという。安曇川産の大豆粉を生地に練りこんだ豆乳食パン、高島産米粉で作ったもっちりとした米粉パンなど、食パンにこだわっている。併設されたカフェでは、有機栽培のコーヒーや雑穀ハンバーグなどと共に味わえる。

あんこに「叶 匠壽庵」の和菓子に使う浅井大納言小豆を使用した「Bakery&Cafe野座」のあんぱん、大津市
あんこに「叶 匠壽庵」の和菓子に使う浅井大納言小豆を使用した「Bakery&Cafe野座」のあんぱん、大津市

「大津市にある和菓子の名店『叶 匠壽庵』が作ったパン屋さんも人気がありますね。例えば、あんぱんには和菓子に使う浅井大納言小豆を使用しているそうです。和菓子職人とパン職人が手を組んだ『匠のあんぱん』はおすすめです」

お店の2階はカフェでは、パンと共に、サイフォンで淹れたコーヒーが味わえる。のどかな里山な光景も楽しめるという。

「他にも、良い店はまだまだたくさんあります」と広報担当者。紹介しきれないのが、いかにも残念といった様子だった。

ワイン酵母を使用したパンはまろやかな甘味が特徴。「パンの匠ひとみ工房」、東近江市
ワイン酵母を使用したパンはまろやかな甘味が特徴。「パンの匠ひとみ工房」、東近江市

厚手のフライパン「スキレット」で作ったスキレットパンのランチが人気だ。「パンカフェ KOKON~江近~」、東近江市
厚手のフライパン「スキレット」で作ったスキレットパンのランチが人気だ。「パンカフェ KOKON~江近~」、東近江市

サラダパンで有名な店「つるやパン」がオープンした「まるい食パン専門店」、長浜市
サラダパンで有名な店「つるやパン」がオープンした「まるい食パン専門店」、長浜市

ところで、滋賀県民はなぜそんなにパンが好きなのですか? と聞いてみた。

「えー、なぜでしょうね?」と、広報担当者。かなり困った様子だ。「強いて言えば、新しいものが好きだという県民性はあるかもしれませんね。それがパン好きにつながるかどうか、分かりませんが......」

滋賀県は古来より交通の要衝として知られていた。陸上交通はもちろんだが、琵琶湖の水運も盛んだった。人や物資、情報の交流が盛んな土地柄と言える。

伝統的な和食の文化を磨くと共に、新たな食文化の吸収にも熱心だったのだろうか。滋賀県民のパン好きには、そんな背景があるのかもしれない。......と、これはJタウンネット記者のかなり強引な推論だ。

「滋賀県民のパン好きはなぜ?」、どなたかご教授いただけるとありがたい。



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