2018/03/08 09:43

トマト缶の実態 腐ったトマトの再商品化「ブラックインク」とは

これを読んだらトマト缶が食べられなくなる?(画像はイメージ)
これを読んだらトマト缶が食べられなくなる?(画像はイメージ)

トマト缶と言えば、どのスーパーでも売られている身近な食品だが、生産や加工の様子が語られることは極めて珍しい。トマト缶の生産と流通の裏側を初めて明らかにしたノンフィクション『トマト缶の黒い真実』(ジャン=バティスト・マレ・著 田中裕子・訳/太田出版)では、通称「ブラックインク」と呼ばれる、古くなって酸化が進み、腐ってしまった濃縮トマトを使った商品の実態をリポートしている。なぜ腐った濃縮トマトが商品価値を失わないのか? 同書によれば、こんなカラクリがあるという。

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グローバル化した市場では、ある国で衛生基準を満たさなかった濃縮トマトは、別の国に運ばれて安く売り飛ばされる。標的にされるのは、衛生基準がゆるい、税関審査が厳しくない、管理体制に不備がある、公務員が買収されやすい、といった国々だ。こうした国へ安く売られていった腐った濃縮トマトは、工場でほとんどコストをかけずに加工され、その国の市場で流通される。加工トマト業界の専門家たちは、アフリカの状況に関してこう口をそろえる。

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