2019/04/13 07:00

超グルメだった伊丹十三さん サラダを作る際の2つのタブーと意外なひと手間

『ケトル VOL.47』(伊丹十三特集号 太田出版)
『ケトル VOL.47』(伊丹十三特集号 太田出版)
映画監督のほか、エッセイスト、TV制作者、CM制作者、デザイナーなど、数多くの顔を持った伊丹十三さんは稀代のグルメとしても知られ、食べ物に関する名エッセイをいくつも残しています。そんな伊丹さんがこだわったメニューの1つがサラダです。

伊丹流・サラダを作るうえでの禁忌は主に2つ。1つは既成品のドレッシングやマヨネーズを使うことです。ドレッシングは伊丹さん曰く「料理人の個性そのもの」。「既製品のドレッシングを使う人は、人間も既製品ということだ」とまで怒られてしまいます。

もう1つの禁忌は、素材を軽視すること。伊丹さんはレストランでサラダを頼んだ時、白っぽくて人工的な「レタスの皮を引っぱがしたやつ」が出てきて激怒したとのこと。野菜が本来のあるべき姿で生き生きしていないと、サラダも「生き生きとした食べ物」にはなりません。

伊丹さんは『女たちよ!』の中でサラダの作り方に非常に細かな指示を出しています。「黒胡椒はその場でがりがり挽いて入れよう」とか「普通は酢を使うけどレモンをメインで使って酢をちょっぴり、のほうがいい」とか。クレソンなど辛みがある野菜には、砂糖を少しだけ入れることもこだわり。

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