2017/06/21 23:34

【第6回】戦後すぐから脈々と続く、大須きっての老舗居酒屋

17:00にオープンしたらすぐに常連で賑わうカウンター。大皿に盛られた総菜も人気
17:00にオープンしたらすぐに常連で賑わうカウンター。大皿に盛られた総菜も人気

名古屋を代表する商店街の1つ、大須商店街。そのなかでもひときわ歴史が長く、多くの常連客から愛され続けている居酒屋が「大須亭」だ。同店は「1度使えばまた行きたくなる」と評判の店でもある。

■ サラリーマンから転身した2代目、かれこれ約50年

「女房の親父さんが先代と親しく、その縁で私がサラリーマンを辞めて店に入ったのがオイルショックのちょっと前、たしか50年ぐらい前だね。先代には跡継ぎがいなかったから、店を譲ってもらうことになったんだ」と話すのは、店で「マスター」と呼ばれている店主の太田和市(わいち)さん。現在73歳。太田さんも現役で調理を行っているが、板前さんが2人そろっていれば彼らに焼き場を任せ、自身は仕込みの串打ちに専念しているそう。

「70年以上継ぎ足して使い続けているタレは、命より大事だね。これだけ続くと、なにか出汁みたいなものが出ているんだろうな」と太田さん。先代がこの店を始めたのが、戦後すぐ1946(昭和21)年のこと。以来、タレは継ぎ足しのみで補充し、1年の熟成を経てようやく焼き場に置かれる。タレのレシピは企業秘密だ。

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