2017/07/07 17:00

【第9回】3世代を重ねて愛され続ける、大須交差点の香ばしい誘惑「角屋」

大須商店街の南端、「大須交差点」の北西角に位置する焼鳥店「角屋」
大須商店街の南端、「大須交差点」の北西角に位置する焼鳥店「角屋」

大須通の「大須交差点」の角にある焼鳥店、その名も角屋。営業中には活気あるやり取りが店外に漏れ聞こえ、煙に乗せて焼鳥のおいしそうな香りを漂わせる。交差点を通りがかる人々を誘惑し続ける老舗の1つだ。

■ 「継がなきゃもったいない」と言われて

交差点に面した焼き場で熱心に調理する3代目店主の間瀬崇文さんは「正直なところ、昔は店を継ぐつもりがほとんどなかったんです」と話す。大学卒業後、崇文さんは製造業に就職したが、彼の実家が角屋であることを知る会社の人や友人から「継がなきゃもったいない」などと言われていたそうだ。「うれしいのと同時に、照れくさい話です」と笑いつつ「心の底では、いずれ継ぐことになるかもしれないなと思っていました。それで、どうせ継ぐなら早いほうがいいと思って」と続ける。先代である父が元気なうちに教わっておきたいと、崇文さんが修業のような形で店に入ったのは2009(平成21)年のことだ。

崇文さんが修業を重ね、やがて焼き場を任されるようになり、3代目店主となったのが2016(平成28)年の夏。それを機に先代である政之さんは一線を退くことになったが、今でも週に1日は店で働いている。現在の角屋は、崇文さん夫婦と、先代である政之さん夫婦、そして初代のころから店を手伝っている福田栄吉さんの5人で切り盛りしている。

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