2017/07/12 22:24

【第10回】選べる“おふくろの味”、半世紀以上変わらない名古屋の「江戸っ子食堂」

50年以上変わらない名古屋市東区の「江戸っ子食堂」
50年以上変わらない名古屋市東区の「江戸っ子食堂」

歴史を重ねてきた事実がひと目で分かる外観。ガラガラと鳴る戸を開けて中に入ると、店主の元気な「いらっしゃい!」の声と、料理の香りが歓迎してくれる。名古屋市東区代官町にある「江戸っ子食堂」は、この場所で50年以上営業し続ける定食屋さんだ。

■ 55年変わらぬ江戸っ子食堂

最初に「なぜ『江戸っ子』なんですか?」と聞いてみると「よく聞かれるんですけど、私もハッキリ分からなくてねえ」と、現店主の花房祐美江さんは答えてくれた。店自体は、祐美江さんの義母が始めたのだそう。「義母が群馬県高崎市の出身で、かつて新潟県で寿司屋さんをやっていたときの屋号が『江戸っ子』だったから、名古屋に来ても引き続きその名前を使ったと聞いたような…」と、店名の由来は明確ではないようだ。

義母が店を始めた時期もハッキリとは分からないらしく、「伊勢湾台風のあとぐらいに始めたと聞いた記憶がありますよ」と祐美江さん。また「店の改装などは全然してなくて、私が来たころからずっとこんな感じですよ」とも。伊勢湾台風は1959(昭和34)年のことなので、55年以上の歴史があることは間違いなさそうだ。義母が創業し、その息子である輝雄さんが店を手伝うようになり、やがて嫁いできた祐美江さんも手伝うようになったというのが、この店のストーリー。現在は輝雄さんの体調が優れないため祐美江さん1人で店を切り盛りしており、近くに嫁いだ娘が週に数日は手伝ってくれるらしい。

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