2017/07/31 20:30

【第14回】昭和価格のケーキとコーヒーでひと息。常連が集う純喫茶「ボンボン」

こちらは販売店の入り口。喫茶店の入り口は裏にあり、中でつながっているのでどちらから入ってもOK
こちらは販売店の入り口。喫茶店の入り口は裏にあり、中でつながっているのでどちらから入ってもOK

名古屋の食文化とは切っても切り離せない、喫茶店文化。なかでも、東区泉にある「ボンボン」は、栄や名古屋駅など街の中心地から少し外れた場所にあるにもかかわらず、いつも常連客や観光客でにぎわっている。

■ 1949(昭和24)年創業。昭和の香りが漂う空間

赤い革張りのソファやステンドグラス、レンガ調のパーテーションなど、昭和の香りが充満する空間は、まさに名古屋を代表する純喫茶と呼ぶにふさわしい。「ボンボン」のルーツは、先々代社長の岩間五郎さんが抑留ドイツ人から教わって洋菓子作りを始めたところまでさかのぼる。第一次世界大戦後、多くのドイツ人が全国各地に収容され、西洋技術を日本人に指導したという。その後、父・五郎さんの影響を受けた先代の岩間盟路さんが、1949(昭和24)年にカステラやどら焼きなどの卸業をスタート。1956(昭和31)年に喫茶店と洋菓子販売店を併設した「ボンボン」を開くことに。

火事で店舗が全焼する災難に見舞われたこともあったが、翌年の1968(昭和43)年には再建し、現在の店舗はそのころからほとんど変わっていない。先代は味へのこだわりが強く、どのメニューも自分の舌で決めていたという。毎朝コーヒーを味見するのも日課で、「現社長もこの習慣を続けています」と話すのは、先代の孫で、現社長の娘にあたる浩衣さん。

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