2017/08/09 12:16

【第18回】父の作った空間と、母が選んだブレンドの味「純喫茶クラウン」

錦通の1本北側、本重町通に位置する「純喫茶クラウン」。店名の由来はトヨタ車の名前で、もとは別の店名だったが、クルマが登場してから変えた
錦通の1本北側、本重町通に位置する「純喫茶クラウン」。店名の由来はトヨタ車の名前で、もとは別の店名だったが、クルマが登場してから変えた

名古屋の繁華街“錦3”こと錦3丁目。その西側にある錦2丁目は、かつて繊維問屋街として全国有数の規模でにぎわいを見せていた地域だ。往時を知る「純喫茶クラウン」は、にぎわいが過ぎ去った今でも、この地で営業を続けている。

■ 創業当初の店を維持して65年

「純喫茶クラウン」は谷口律子さんが1人で切り盛りしている。店は1952(昭和27)年に建築士だった律子さんの父が建て、夫婦で営む店としてその歴史が始まった。律子さんは18歳から両親の店を手伝うようになり、以来59年に渡って店を守り続けている。

ほんのりとした照明に、暖色でそろえた壁、床、ソファ。店内の雰囲気は、その重ねた年月からかノスタルジックな雰囲気を存分に醸し出しており、同時に高級な印象も感じられる。「当時私は子どもだったからよく知らないけど、創業から最初の10年ぐらいは、昼は純喫茶、夜は高級クラブとして営業していたらしいですよ」と律子さんは教えてくれた。喫茶の評判がよかったため、昼の営業に集中したという経緯らしい。

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