2017/11/07 08:00

【第40回】おしどり夫婦が営む岐阜・大垣のアットホームな老舗うどん店「東京庵」

外観は昭和30年代からほとんど変わっていないとか/Photo by 古川寛二
外観は昭和30年代からほとんど変わっていないとか/Photo by 古川寛二

1923(大正12)年に創業した岐阜県大垣市の「東京庵」。3代目夫婦の温かい人柄や、名物の中華そばなど昔ながらの優しい味が、地域のたくさんの人に愛されている。

■ 大正時代から続く老舗うどん店

JR大垣駅から南に向かって徒歩8分、かつての大垣城の城下町に店を構える「東京庵」。現在は3代目にあたる中村さん夫婦が店を切り盛りしている。大将の俊光さんは真面目で凝り性、女将のみねこさんは明るくておしゃべり好き。性格は好対照なれど、まさにおしどり夫婦といった仲のよさが、店のアットホームな雰囲気を作り出している。

創業は1923(大正12)年。「台湾のうどん屋さんで修業した私の祖父が、地元の大垣に帰ってきて、この店を始めたんだと聞いています」とみねこさん。「東京庵」という店名は、その台湾にあった店の名を引き継いでいるそうだ。

ただし、創業時の店は戦争のときに一度焼けてしまっている。「この辺りも空襲が激しかったものですから」とみねこさん。戦後、簡素なバラック小屋で営業していた時期を経て、1956(昭和31)年に現在の店が建てられた。なんと店内にあるテーブルの幾つかは、店が建てられた60年以上前から変わっていない。「変えようと思ったときもあったのですが、常連さんが『これがいいんだよ』って(笑)。だから今も大切に使い続けているんです」

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