2017/11/09 11:39

【第41回】老若男女の憩いの場。にぎわいが絶えない和菓子店「和泉屋」

商店街の一角に建つ店/Photo by 石塚実貴
商店街の一角に建つ店/Photo by 石塚実貴

岡崎城がある岡崎公園にほど近い商店街。シャッターが閉まったままの店も多い街並みで、人だかりが絶えず目を引くのが、創業から80年を超える和菓子店「和泉屋」だ。

■ 餅の販売からスタートし、現在は和洋菓子まで

「和泉屋」の創業は1932(昭和7)年。今年で創業85年目を迎えた。創業当時は“一銭餅”という餅だけを販売しており、今でも餅菓子を扱うため、“お餅屋さん”として認識している人もいるとか。現在は、ショーケースにずらりと並ぶ定番の和菓子やオリジナルの和洋菓子、関東煮(かんとに)と呼ばれるおでんまで取りそろえる、メニュー豊富な店となっている。

店を取り仕切るのは2代目店主の奈倉ひでよさんと、妻の通世さん。3代目の啓介さんも店に入り、新商品の開発、姉妹店のオープンなど、若い世代ならではの視点や発想を生かして活躍している。

自家用車を利用する市民が増えて以降、店がある康生町の商店街を歩く人は少なくなったが、和泉屋の客足は変わることなく続いているという。ただ、長い歴史のなかではさまざまな時代があったようで、「和泉屋」の苦労話を通世さんに尋ねると「戦時中は食材の調達が難しく、祖父が京都まで買い出しに行ったこともあるそう」と答えてくれた。

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頭を押さえつけられるような気分で、ややユウウツ。いつも通り...もっと見る >