2017/12/12 20:00

【第45回】変わらないことを目指す、“とんちゃん”の店「美奈登」(名古屋市瑞穂区)

さまざまな看板で飾られる「美奈登」。民宿の看板は初代の親戚が営んでいたものを貰ってきたそうだ/(C)KADOKAWA
さまざまな看板で飾られる「美奈登」。民宿の看板は初代の親戚が営んでいたものを貰ってきたそうだ/(C)KADOKAWA

かつて商店街だったが、すっかり住宅地になった瑞穂区平郷町の界隈。最寄り駅からは徒歩15分ほどかかる立地ではあるが、1度足を運べば、やがてまた行きたくなる店。個性的で、不思議な魅力がある老舗焼肉店「美奈登」は、名古屋市でも指折りの“知る人ぞ知る名店”だ。

■ 休業からの復活にあった人情噺

現在「美奈登」の主人を務めているのは川邊宏光さん。恥ずかしがりを理由に写真撮影を固辞する川邊さんだが、話を聞くと、店への思い入れは相当なものだ。「美奈登」の創業者・児玉愛治さんと、川邊さんとの間に血縁関係はない。川邊さんにとって「美奈登」は、“小さいころからお世話になっている親しい人の店”だった。川邊さんは幼いうちから何度も足を運び、よくしてもらったそう。

時が過ぎて愛治さんが病で亡くなり、その妻である栄子さんが店を引き継いだが、あるテレビ番組で取り上げられたことをきっかけに多忙が極まり、当時70歳を超えていた栄子さんは無理がたたって体調を崩してしまった。こうしてやむなく休業としたのが、2012年あたりの話である。この時点で創業から50年は超えていた。

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