2017/12/21 18:44

【第46回】名鉄堀田駅から少し歩けばたどり着く、長屋の居酒屋「どての品川」

長屋の一部が店になっている「どての品川」。カウンター頭上のトタン板が開いていれば営業中だ/(C)KADOKAWA
長屋の一部が店になっている「どての品川」。カウンター頭上のトタン板が開いていれば営業中だ/(C)KADOKAWA

名古屋市瑞穂区下坂町は、かつて路面電車が走っていた時代には終点駅があり、にぎわいを見せていた地域だ。今ではすっかり住宅地になっているが、往時と変わらぬたたずまいで営業を続け、多くの常連客に愛されている居酒屋がある。どて煮込みを看板メニューとする「どての品川」だ。

■ 伊勢湾台風の年に創業、先代も現役で働く

「どての品川」が創業したのは1959(昭和34)年のこと。創業者である大田熊吉さんはかつて、馬が履く蹄鉄の職人だったのだが、馬車が減りトラックが増えた社会的変化に応じて商売を変えることにした。当時、親戚が広島県の宮島で居酒屋を営んでおり、それにならった形だったそうだ。品川という店名は“飲食店だから口を多く、そして口へ流れるように”との願いを込めて、熊吉さんが付けたという。

創業から時が過ぎ、創業者の息子である裕美さんが店の2代目を継いだ。裕美さんは25歳から某百貨店にあったバーでバーテンダーとして8年間勤め、それから家業に入ったという経歴を持つ。居酒屋とバーでは雰囲気がずいぶん違うものの、飲食や接客という意味では同じ。創業時のレシピをもとに、今も愛されている味に整えたのは、2代目である裕美さんだ。

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