2018/02/05 07:00

第60回 多くの有名人が舌鼓を打った伊勢うどんの老舗「ちとせ」

伊勢豊受稲荷神社の南側すぐにある「ちとせ」/photo by 加藤山往/(C)KADOKAWA
伊勢豊受稲荷神社の南側すぐにある「ちとせ」/photo by 加藤山往/(C)KADOKAWA

三重県伊勢市、宇治山田駅の近くにある「ちとせ」は、伊勢うどんの店が多いこの地域で、とりわけ長い歴史と老舗らしい佇まいを残している店だ。

■ 有名人に愛された「ちとせ」の味

「ちとせ」の創業は1917(大正6)年だと伝わっている。5代目主人は岡部好男さん。2017年の3月に母を亡くし5代目を継いだばかりだが、岡部さん自身は22歳から店で働いており、現在は51歳を数えた。「当初は『地登勢』という店名だったそうです」と岡部さんは古い写真を見せてくれた。この当時の店構えに「伊勢うどん」という料理名は見当たらない。店内に貼られた古い新聞記事によれば、「伊勢うどん」と呼ばれるようになったのは1965(昭和40)年ごろからだそう。

そして、火災によって現在の場所に移転したのが1930(昭和5)年のこと。それからずっとこの場所で営業を続けてきた「ちとせ」は、地域にある観光文化会館が近いということもあって、催しなどで伊勢を訪れた有名人に出前を持っていくことが多かったという。「ほとんど専属みたいな形で注文をいただいていました」と岡部さんは話す。それを機会に惚れ込んだ有名人が、店へ足を運んでくれるようになったというわけだ。

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