2018/02/07 17:00

第62回 “名古屋カレーうどん”の元祖、「本店 鯱乃家」。歴史を語る一杯を求めて

「カレーうどん」と書かれた看板が光る。取材中はひっきりなしに客の出入りが続いた/photo by 古川寛二/(C)KADOKAWA
「カレーうどん」と書かれた看板が光る。取材中はひっきりなしに客の出入りが続いた/photo by 古川寛二/(C)KADOKAWA

味噌カツ、味噌煮込みうどん、手羽先など、名古屋の食文化を語るうえで欠かせない“なごやめし”。そのなかの1つに「カレーうどん」も挙げられるが、名古屋ならではという点で首を傾げる人も多いのではないだろうか。カレーうどん自体は明治末期の東京が発祥と言われ、名古屋独自の料理とは言い難い。ではなぜ、 “名古屋カレーうどん”と呼ばれる独自の食文化を築くことになったのか。その鍵を握る、「本店 鯱乃家」へと足を運んだ。

■ “名古屋カレーうどん”のルーツをたどる

「本店 鯱乃家」の創業は1976(昭和51)年。同連載で取り上げる店の中では新しい部類と言えるものの、その歴史には興味深いエピソードがある。「本店 鯱乃家」はかつて「若鯱家」の屋号を冠し、鶏ガラスープに数種類のカレースパイスをブレンドしたオリジナルのカレーうどんを名物メニューとしていた。若鯱家の名前を聞くと、関東や関西にまでチェーン展開を広げる有名店が頭に浮かぶ。つまり、名古屋カレーうどんの歴史は、この場所にルーツがあるのだ。

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