2018/02/06 12:00

第61回 名古屋・岩塚の「とんかつオゼキ 鈍池店」。名物の“焼きとんかつ”を味わう

瓦屋根の堂々とした店構え。暖簾をくぐって店内へ入る/photo by 古川寛二/(C)KADOKAWA
瓦屋根の堂々とした店構え。暖簾をくぐって店内へ入る/photo by 古川寛二/(C)KADOKAWA

油で揚げず、鉄板の上で香ばしく焼き上げる“焼きとんかつ”。戦後間もなく、独自の調理法でこのトンカツを開発したのが「とんかつオゼキ」の初代店主だ。その味を確かめるべく、とんかつオゼキ 鈍池店へと足を運んだ。

■ 創業3代にわたり受け継がれる焼きとんかつ

とんかつオゼキの創業は1954(昭和29)年。とんかつオゼキ 鈍池店の店主である、尾関さんの祖父が創業者だ。尾関さんによると、「戦前、祖父はホテルのなかにある洋食レストランで働いていたそうです。戦争が終わり、名古屋市中村区の大門付近で飲食店を開業したのが店の始まり」と説明する。創業直後は和食や洋食など、今で言う定食店のような業態で営業。その後、かつての経験を生かして洋食一本に絞り、名物の焼きとんかつを開発したと言う。

焼きとんかつを例えるなら、フライパンに少量の油を敷いて作る「カツレツ」に似ている。一方でとんかつオゼキは、フライパンではなく大きな鉄板を使用。そこにラードを敷き、知多半島産の豚肉をきめの細かい衣に包んでじっくりと焼く。油で揚げるよりも食感はソフトに、かつ衣が薄いため肉の旨味がダイレクトに伝わってくる。「鉄板で焼くので、普通のとんかつに使う衣だとすぐに焦げてしまいます。だからパン粉はきめ細かいものを使いますし、糖分の少ないイギリスパンを採用しています」と尾関さん。

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