2017/11/06 17:09

数々の実験が生んだ作詞家・松本隆氏の矜持 アイドル・松田聖子を長続きさせた舞台裏

数々の名曲を残してきた松本隆氏(夕刊フジ)
数々の名曲を残してきた松本隆氏(夕刊フジ)

 記者会見の口調は穏やかだったが、これまでやってきた数々の実験への矜持が言葉の端々から聞き取れた。作詞家の松本隆氏(68)。紫綬褒章を受章した。

 松本氏の音楽人生の源流は、大瀧詠一氏(故人)やベーシストの細野晴臣(70)と組んだ4人組ロックバンド「はっぴいえんど」にある。

 「実験そのもの。前例がなかった。特に細野さんのベースと僕のドラムでリズムアンドブルースっぽいリズムを作って、その上にカリフォルニアサウンドっぽいフォークタッチを乗せた。そんな音楽がなかった。毎日が楽しいし、面白かった」と回想したが「不幸なことにバンドが解散しちゃって、僕がひとりで社会に放り出された感じ」。

 それから作詞家として快進撃が始まる。最初に手掛けたアグネス・チャンの「ポケットいっぱいの秘密」、チューリップの「夏色の思い出」で、いきなりヒットチャートのベスト10入り。順調な滑り出しになった。

 「松田聖子や薬師丸ひろ子みたいなスターに恵まれたことが大きい」とアイドルとの出会いに感謝する。そこで松本氏は仕掛けた。「聖子の時、大瀧さんや細野さんを(作曲陣に)引っ張り込んで、はっぴいえんどの延長といっていいサウンドを作り出した。やっていて楽しかった」

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