2017/09/22 11:10

期待外れに終わった「軍艦島」興行で韓国の“反日”映画界に生まれたトラウマ=韓国ネットは反論「映画はそもそもフィクション。歪曲とは違う」

21日、韓国・日刊スポーツによると、公開前から日本でも何かと話題になった韓国映画「軍艦島」の韓国での興行が失敗に終わったことで、韓国映画界にあるトラウマが生じているという。写真は軍艦島。
21日、韓国・日刊スポーツによると、公開前から日本でも何かと話題になった韓国映画「軍艦島」の韓国での興行が失敗に終わったことで、韓国映画界にあるトラウマが生じているという。写真は軍艦島。

2017年9月21日、韓国・日刊スポーツによると、公開前から日本でも何かと話題になった韓国映画「軍艦島」の韓国での興行が失敗に終わったことで、韓国映画界にあるトラウマが生じているという。

7月に韓国で公開された同作は、韓国映画界の今年最大の期待作とされていた。2015年に韓国で観客動員1000万人を記録した「ベテラン」のリュ・スンワン監督がメガホンを取り、ファン・ジョンミン、ソン・ジュンギ、ソ・ジソプといずれ劣らぬ韓国のトップ俳優らが出演。そして何より、第2次大戦中に長崎・端島(軍艦島)に強制徴用された朝鮮人らの姿を描いたというそのテーマにより、「過去の日本の蛮行を告発する」作品として広く韓国国民の共感を集めると確実視されていた。

しかしふたを開けてみると、観客動員数は658万人止まり。損益分岐とされる700万人にも届かなかった。この最大の原因を、日刊スポーツは「歴史歪曲(わいきょく)騒動」にあると指摘している。「善良な日本人とあくどい朝鮮人」を登場させるなど、同作が軍艦島の実情を正しく描いていないことで観客は期待を裏切られ失望したというのだ。

この「予想もしなかった」同作の失敗により、韓国映画、特に日本統治時代や歴史的偉人を描いた作品の周辺では「歪曲論争」に巻き込まれないよう警戒感が生まれているという。例えば韓国人なら誰もが知る独立運動家・金九(キム・グ)の若き日の姿を描いた「隊長キム・チャンス」(キム・チャンスは金九の本名)は韓国公開を目前にしているが、「実話を基にした映画という報道を控えてほしい」との要望が制作側から出ているそうだ。「実話を再構成したものが映画だ」と話す同作のイ・ウォンテ監督も、歴史歪曲問題について「昔も今も怖い」と話している。

しかし記事に寄せられた韓国ネットユーザーの反応をみると、記事の指摘する懸念は杞憂(きゆう)にも思える。「映画にしろドラマにしろフィクションだよ。実話を基にしても、作家の思いが入らざるを得ない。それを歪曲と言う方がおかしい」「史実を見たいならドキュメンタリーを見ればいいだけ。『実話を基にした』映画として見れば問題なし」「とにかく客を集めようとおかしな無理やりの演出だけしなければいいと思うよ」など冷静な声が並んでいるのだ。

また、記事の「軍艦島」批判について「『軍艦島』を失敗作と決め付ける世論こそがおかしい。親日勢力がいまだ健在ということだ」「658万人動員して失敗と言われるなんて、いったい何人ならいいの?」「作品を見もしないで記事を書いてるでしょ」と反発する声も目立った。(翻訳・編集/吉金)

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