2019/07/12 00:50

ディズニーの実写版「ムーラン」予告編、中国で賛否両論―中国メディア

ディズニーはこのほど「ムーラン」の世界初となる実写版予告編を正式に公開した。しかしその中に出てくる建築物や衣装など多くのデザインとシーンがネットユーザーの間で議論を呼んでいる。
ディズニーはこのほど「ムーラン」の世界初となる実写版予告編を正式に公開した。しかしその中に出てくる建築物や衣装など多くのデザインとシーンがネットユーザーの間で議論を呼んでいる。

ディズニーはこのほど「ムーラン」の世界初となる実写版予告編を正式に公開した。しかしその中に出てくる建築物や衣装など多くのデザインとシーンがネットユーザーの間で議論を呼んでいる。中国新聞網が伝えた。

今回のディズニー実写版「ムーラン」は1998年に公開された同名の名作アニメ作品を改編したもので、ストーリーは中国で誰もが知っている木蘭が男装して父に代わって従軍する古代の伝説を題材にしている。同作品は来年3月27日に全世界で公開される予定で、国内でも同時公開される見込みだという。

実写版「ムーラン」は中国人女優の劉亦菲(リウ・イーフェイ)が主役に起用されている。生粋の中国人が中国人の役柄を演じることについては中国の映画ファンから大いに称賛されたが、予告編が公開されるや、ハリウッドの古代中国の表現方法に対してさまざまな声があがり、賛否両論となっている。

■従軍の細部は残す

「ムーラン」のストーリーのインスピレーションは古詩の「木蘭辞」から来ており、予告編にも一部原詩の内容が登場するものの、木蘭が男性用の服を買う場面や、武功をあげ天子から恩賞を与えられて故郷に錦を飾る場面、木蘭が軍隊の仲間の前で女性であるという真相を明かす場面も公開されていない。しかし、実写版と1998年ディズニーの同名アニメ作品のシーンを対比すると非常によくできている。お見合い前に髪をとかして化粧をし、かんざしを挿し、女性の服を着た木蘭が興奮してその場でくるくると回るシーンも、木蘭が従軍後に荒くれ者たちと訓練に励む場面も、行軍途中になだれに遭う場面も、一つひとつ再現されている。

■明清の時空を越えてしまった福建土楼

予告編には福建土楼のロケ映像とセット映像が出てくる。ストーリーの流れから見ると、これは花木蘭一家の住まいとみられる。

花木蘭のような伝説の中に存在するような人物は、その出身について考証するべくもない。しかし、人々の間では、木蘭が父に代わって従軍するのは騒ぎを起こす北方游牧民族に対抗するためというのがずっと共通認識になっていた。「この点から言って、花木蘭は中原エリア出身だった可能性が高く、福建出身である可能性はほぼない」とするネットユーザーもいる。

あるネットユーザーは、土楼が福建にしかないものか、そのほかの可能性があるのかはさて置き、中国的要素の使い方はそこまで「四角四面」でなくてもよいとし、「一見して古代の中国だと分かり、中国建築の美を感じられればそれでいい」としている。

予告編は当時のメークもきっちりと再現しているが、これは最大のツッコミどころにもなっている。多くの人が「醜い」とか、「驚くほど奇異だ」などとコメントしており、これが予告編を見た多くの中国人の最初の反応になっている。

あるネットユーザーは魏・晋代の絵画の写真を投稿して対比し、この「厚化粧」は歴史を再現したものだと指摘した。しかし反対意見のネットユーザーは、「一定の歴史的根拠はあったとしても、現代人の美に対する基準を適切に考慮したのか。芸術は生きているものだ。映画ならばなおさらだ」とコメントしている。(提供/人民網日本語版・編集/AK)



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