2018/05/17 16:57

【健康寿命UP術】危険な血管のコブを避けるには? 医師「飽和脂肪酸のとり過ぎに十分注意」

 脳梗塞や心筋梗塞に関わる動脈硬化では、血管にコブのようなものが生じ、破れて血栓(血の固まり)になると血流を止めて命に関わる。医学の進歩で助かる人も増えたが、後遺症などで日常生活に支障が生じる人も。健康寿命を延ばすには、動脈硬化による血管のコブを防ぐことがなによりだ。そのコブを後押しする最大要因は、肉類などに多く含まれる飽和脂肪酸という脂の成分である。

 「飽和脂肪酸をとりすぎると、血管にコレステロールがたまってコブの原因になります。動脈硬化は、赤ちゃんがミルクを飲み始めたときから始まり、成長過程の食生活が血管のコブを加速させるのです。健康寿命を延ばしたいなら、飽和脂肪酸のとり過ぎには十分注意していただきたい」と、帝京大学臨床研究センターの寺本民生センター長は警鐘を鳴らす。

 「日本人の食事摂取基準(2015年版)」によると、飽和脂肪酸を含めた脂質の1日あたりの基準は、総エネルギーに対して20~30%。16年の「国民健康・栄養調査報告」では、脂質が30%以上の人は3割を超える。この基準が一般の人には分かりづらい。

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