2017/09/02 20:30

本当に家計にやさしい住宅ローンの繰上返済とは?

住宅ローン負担を軽減する、もっとも効果的な方法として知られる繰上返済。しかし、やみくもに、それを家計の最優先にしてしまうことは、必ずしも将来のマネープランにおいてプラスにはなりません。
住宅ローン負担を軽減する、もっとも効果的な方法として知られる繰上返済。しかし、やみくもに、それを家計の最優先にしてしまうことは、必ずしも将来のマネープランにおいてプラスにはなりません。

返済額軽減型ならではメリットを知ろう


繰上返済には返済期間を短縮する「期間短縮型」と毎月の返済額を軽減する「返済額軽減型」の2タイプがあります。ともに将来の支払い利息は減りますが、その額が大きいのは「期間短縮型」です。世間一般に「繰上返済はお得」というイメージを植え付けたのも、このタイプと言っていいでしょう。

具体的にその効果を見てみます。下の表で示したような条件で、返済開始から3年後に100万円を期間短縮型の繰上返済をしたとしましょう。軽減された支払利息は115万6892円。その100万円は2倍以上も「働いてくれた」ことになります。しかし、ここで大事なことがひとつあります。このケースでその効果が実感できるのは、32年後以降だということ。つまり、金利変動がある場合を除けば、毎月の返済額はそれまでずっと現状のままなのです。

同じ時期、同じ額の繰上返済でも、当初の金利が高ければ、さらに軽減効果は高まります

さらに言えば、期間短縮型の繰上返済を行う「本来」の目的は、支払利息を大きく減らすことではありません。その名前のとおり、返済期間を短縮することにあります。とくに住宅ローンの完済時期が夫65歳のとき、あるいは70歳を超えるという例も少なくありません。固定支出となるローンの支払いが、定年後も続くことは、老後の生活費にとってかなりの負担となります。したがって、繰上返済により完済時期をできれば定年まで短縮することは、有効な老後対策のひとつとなるわけです。

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