2017/09/22 20:45

「くも膜下出血」の治療と予防法

毎年約1万4千人もの命を奪う「くも膜下出血」の治療と予防について、わかりやすく解説します。
毎年約1万4千人もの命を奪う「くも膜下出血」の治療と予防について、わかりやすく解説します。

くも膜下出血の治療

医学が発達した現代においても治療の難易度が高い、くも膜下出血。私たち脳神経外科医は、患者さんのために全力をつくして集中的な治療を行っています。このくも膜下出血の治療法について、具体的にわかりやすく解説します。

くも膜下出血という病気が起きた場合、「再出血の予防」と「脳血管攣縮(のうけっかんれんしゅく)の予防」という2つの治療を同時に行わなければなりません。以下で順に解説しましょう。

くも膜下出血の再出血予防

くも膜下出血の8割以上は動脈瘤の破裂が原因。出血しやすい動脈瘤を破裂しないようにする手術が必要になります。手術には「クリッピング術」と「コイル塞栓術」の2つがあります。

■クリッピング術
頭蓋骨を開けて行う「開頭術」という手術で、全身麻酔下で行います。チタン性の洗濯バサミのような医療器械で、破裂する危険のある動脈瘤を直接挟み込み、出血しないように処置する方法。

従来型の治療で、ほぼ100%、再出血を予防することができる、確実な治療法です。頭に傷口がのこりますが、髪の毛で隠せる位置に傷口をつくりますので、傷が目立つことはほとんどありません。

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