2017/12/01 20:45

医師が安易に「抗生剤」を処方したくないのはなぜ?

「風邪かな? 抗生剤をもらってこよう」と病院を受診される患者さんは少なくありません。しかし、抗生剤を出すのを控えたいケースが多くあるのです。
「風邪かな? 抗生剤をもらってこよう」と病院を受診される患者さんは少なくありません。しかし、抗生剤を出すのを控えたいケースが多くあるのです。

医師が安易に抗生剤を出したくない5つの理由

患者さんが「抗生剤がほしい」と言っても、抗生剤を出すのを渋る医師に遭遇することも少なくはないでしょう。医師が抗生剤を安易に処方しないのには理由があるのです。

ここでは「安易に抗生剤を処方したくない5つの理由」を、わかりやすく解説したいと思います。

1. 効果
2. 耐性菌 
3. 副作用
4. 腸内細菌
5. 保険適応

1.  抗生剤の「効果」が乏しい……ウイルスに効果なし

医師が抗生剤を出したがらない理由として、細菌感染でなければ「効果が乏しい」、言い換えると、「出しても意味がない」と考えていることが挙げられます。

例えば、風邪のほとんどはウイルスによる上気道感染です。ウイルスに抗生剤は効きません。ノロウイルスによる急性胃腸炎に関しても、抗生剤は効果がありません。風邪に対しての二次細菌感染予防のための抗生剤投与も無効であることがわかっています。中耳炎や気管支炎、肺炎など細菌感染を併発したときには抗生剤は効果があります。

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