2018/04/02 17:45

子どもが自立した後に起きる空虚感…「空の巣症候群」を克服するには

子どもが自立して巣立った後、空虚感に襲われる母親は少なくありません。これは「空の巣症候群」とも呼ばれ、特に注意したいのは自分のことを後回しにして家族に尽くす「よい母親」タイプの人。子育て後の趣味や生きがい、子どもの巣立ち後に親として必要な心構えとは何かを解説します
子どもが自立して巣立った後、空虚感に襲われる母親は少なくありません。これは「空の巣症候群」とも呼ばれ、特に注意したいのは自分のことを後回しにして家族に尽くす「よい母親」タイプの人。子育て後の趣味や生きがい、子どもの巣立ち後に親として必要な心構えとは何かを解説します

子の進学・就職・結婚…巣立ち後に訪れる「空の巣症候群」

春の訪れを感じる時期になると、子どもの「巣立ち」を予感する人が増えてきます。大切に育てた子どもが親元を離れていくのは、「うれしいのに切ない」「応援したいのに引き止めたい」、そんな微妙な気持ちになるものだと思います。

生意気ざかりで口応えばかりだった子、世話が焼けて心配の種の尽きなかった子、そんな子どもの世話に追われていた頃には、多くの親が「早く自立してくれないかな。そろそろ自分の時間がほしい……」と願っていたかもしれません。しかし、本当に親元から離れてしまうと、心にポッカリ穴が空いたような感覚を覚えるものです。

このように、子どもの自立後の喪失感から、親の心が不安定になることがあります。これを「空の巣症候群」といいます。ひな鳥の巣立ち後の「空の巣」にたとえられた心の状態です。

燃え尽き症候群にも類似? 子育て熱心な主婦に発症リスク

「空の巣症候群」は、子育てに熱心に専念している人ほど注意が必要です。仕事熱心なサラリーマンが、定年後、急に燃え尽き症候群とも言われる喪失感を抱えるように、「子育て一筋」で頑張ってきた母親も、子どもの巣立ち後に同じような心境になることがあります。

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