2018/04/02 20:25

東京モーターサイクルショー2018は「敷居が下がり、一般受けするイベント」に

東京モーターサイクルショー2018が東京ビックサイトで3月23~25日の3日間、開催されました。その会場で気づいたことをレポートします
東京モーターサイクルショー2018が東京ビックサイトで3月23~25日の3日間、開催されました。その会場で気づいたことをレポートします

過去最大の動員数となったモーターサイクルショー2018

3月23、24、25日の3日間に渡って開催された東京モーターサイクルショー2018。バイク関連のイベントしては最大規模となる同イベント。動員数は前年を越える14万6823名となり、ここ数年は徐々に動員数を増やしてます。
 
二輪離れが叫ばれ、販売台数も減少の一途を辿るなどあまり明るいニュースがないバイク業界ですが、イベントの動員数を見る限り、バイクに興味を持つユーザーは徐々に増えてきているのかもしれません。二輪業界にとっては明るいニュースといえるでしょう。
 

サプライズは少なかったものの工夫の見られた展示内容

2017年は排気ガス規制が厳しくなり、メーカーは対応に追われました。カタログ落ちしたバイクも多く存在し、新車のリリースも多かった1年にでした。また、昨年は2年に1度開催される車とバイクの祭典・東京モーターショーが開催され、その際に数多くのワールドプレミア、ジャパンプレミア車種が発表された影響からか、モーターサイクルショー2018は比較的サプライズや新車の発表が少なかった印象です。
 
それでも、モーターサイクルショーにおける各社の展示内容には工夫が見られました。例えば、スズキは最近話題のVRの技術を取り入れた「SUZUKI VR Experience」を展示。元GPライダー、ケビン・シュワンツ氏の走りを体感できるというもので、プレス向けに行われた特別公開でも長蛇の列となっていました。
 
ヤマハはバイクの軽さを体感できるコーナーを設置。ポールで仕切られた中にバイクが止まっているだけの簡素な展示ですが車両の前輪が固定されていません。通常イベントで展示される車両は前輪が固定され誤って転倒しないようになっています。
 
このコーナーでは車両が固定されていない為、バイクの押し引きが可能でバイクの重さを体感することができました。このコーナー担当のスタッフからすれば気が気ではないのでしょうが、購入を検討するライダーからすれば貴重な体験と言えます。
 
そのほか、近年アパレルに力を入れているホンダやハーレーダビッドソンは車両の他にジャケットなどの用品を展示。バイクに乗る際に着用する用品を想像できる展示内容となっていました。
 

展示車両のほとんどが市販車もしくは市販予定車だった

市販予定車となったモンキー125。既にカスタムパーツも展示されていた
今回展示されていた車両のほとんどは、既に市販されているか、今後市販が予定されているものでした。東京モーターショー2017ではコンセプトモデルだったホンダのスーパーカブ125やモンキー125は市販予定車両となり、Neo Sports Conceptとして展示されていた車両はCB1000Rとなり市販予定車両となりました。
 
そのほか、発売と同時に注文が殺到したカワサキ・Z900RSは、東京モーターショー2017では舞台の上に展示されており、跨ることができませんでした。しかし、モーターサイクルショー2018では床に展示されて跨ることができるようになっており、多くのライダーがZ900RSに跨り、感触を確かめていました。
 
バイクは車と違ってシートやハンドル位置を変更することができないので、実際に跨ることで得られる情報は多いです。これだけ沢山の市販予定車、市販車両が展示されることはモーターサイクルショー以外にはないので、これからバイクの購入を検討するライダーにとっては有益な情報を得ることができたのではないでしょうか?
 

子供も楽しめるモーターサイクルショーになった

3歳と4歳の子供を抱える筆者からすると、モーターサイクルショーは妻や子供と一緒に行くには魅力が足りませんでした。しかし近年は一般客や子供も楽しめる内容が盛り込まれてきています。
 
今年は仮面ライダーが乗るバイクの展示のほか、子供が休みの24(土)・25(日)には最新の仮面ライダー「ビルド」のショーが行われました。また、模型メーカーのタミヤは、ラジコンの体験やプラバンアクセサリーの工作教室を開きました。
 
屋外イベントでは、全日程で日本モーターサイクルスポーツ協会がMFJ親子バイク祭りを実施。子供向け電動バイクの試乗会を行っていました。その他にも「モーターサイクルデジタル遊園地」と称してバイクゲームや動く塗り絵ができるコーナーも。
 
「徐々に親子で楽しめるコーナーが増えてきたな」とは感じていましたが、今年は特に力が入っているように感じました。
 

大人も子供も楽しめるようになった次は女性向けコンテンツも頑張ってもらいたい!

ADIVAが日本に導入するプジョーの原付二種スクーターは日本ではあまり見ない女性向けのデザインだった
二児の父親としては、子供向けコンテンツが色々と追加されていることで、子供を誘っていきやすいイベントになりました。女性向けにはレディサポートスクエアが用意され、女性ライダーにオススメの車両やウエア関連が展示されていました。
 
しかし、一般女性に興味を持ってもらうための展示内容とはいえず、現在バイクの乗っている女性に特化した展示内容となっていました。もちろんこういった展示が増えることはよいことだと思いますが、奥さんや自分の彼女を誘う際にプレゼンできる「一般女性向けのコンテンツ」があると良いように思います。
 
時代と共に徐々に変化している東京モーターサイクルショーですが、徐々に敷居が下がり一般の方に興味をもってもらえるイベントになってきているように感じます。来年はどんな進化を遂げるのか? 今から楽しみです。
 
(文:相京 雅行)

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