2018/04/17 20:35
コンパクトSUVのBMW X2が日本デビュー
コンパクトSUVのBMW X2が日本デビュー
BMW X2は「SAC」シリーズの末弟
BMWジャパンは4月16日、新型のSUV「BMW X2」を日本市場に導入すると発表した。BMWはSUVを「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」、クーペの要素を盛り込んだクロスオーバーSUVを「SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)」と称している。SAVはX1、X3、X5の奇数の車名を掲げ、SACはX4、X6という偶数の車名が与えられている。

同日から受注を開始した「BMW X2」は、SACシリーズの末弟になり、コンパクトでありながらスタイリッシュなSUVに仕立てられている。
ボディサイズは小さいものの、存在感を高めるデザイン

駆動方式は、X1と同様にFFベースの4WD(FFと4WDを設定)で、エンジンは1.5Lの直列3気筒ガソリンターボ、2.0Lの直列4気筒ターボという組み合わせ。なお、駆動方式は、前者がFF、後者が4WDになる。
デザインでの注目点は、従来のクーペスタイルに固執しなかったというルーフラインで、BMW Xモデルらしい強固な印象を残し、やや無骨なフォルムにすることで躍動感を演出したという。この点は、ボディサイズ(とくに全長が短く、全高が低い)が小さいということで、存在感を高める手法を採ったと見ることもできそうだ。
ライバルはボルボXC40やトヨタC-HRなど多数

ライバルは、先に登場したばかりのボルボXC40やアウディQ2、アウディQ3、フォルクスワーゲン・ティグアンなど多くの輸入車勢はもちろん、トヨタC-HRをはじめとした日本勢も競合するかもしれない。なお、BMW X2のボディサイズは、アウディQ2とQ3の中間的な大きさになっている。