2019/01/25 19:00

食卓から魚が消えるかも!? 日本近海で魚が獲れなくなったワケ

食卓から魚が消えるかも!? 日本近海で魚が獲れなくなったワケ
食卓から魚が消えるかも!? 日本近海で魚が獲れなくなったワケ
意外と知らない社会的な問題について、ジャーナリストの堀潤さんが解説する「堀潤の社会のじかん」。今回のテーマは「漁業法改正」です。
■ 日本の食を支えた魚がいま、大変な状況になっている。

昨年12月、70年ぶりに漁業法が改正されました。四方を海に囲まれた日本は、瀬戸内海などの内湾も含め、魚が豊富に獲れていました。魚は日本の食文化を支え、日本人にとって大切なカルシウムやタンパク源。ところが長年の乱獲により、日本近海で魚が獲れなくなってしまいました。昨年開設した豊洲新市場も、最新設備の整った広大な市場にもかかわらず、取扱量は、築地市場と変わりません。漁獲量の減少は、深刻な問題になっているのです。

たとえば居酒屋の定番メニューのホッケは、この20年で激減。紋別で、かつては1kg約70円で取引されていたものが、いまでは2500円にまで跳ね上がっています。そのためホッケの代わりに、ロシアやアラスカ産のマホッケが使われるようになりました。このように、日本で獲れなくなった魚の代わりに、似たような魚を他の海から獲ってきて「代用魚」にするということは実は数多くなされているんです。寿司ネタのエンガワは、ヒラメやカレイの代わりにオヒョウという1mを超える巨大な魚。マグロやカツオのたたきにはアロツナス(細ガツオ)、アナゴの代わりにクロアナゴ、アワビの代用はチリ産のアワビモドキ(ロコ貝)が食されています。

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