2019/03/04 20:00

あの頃のドキドキが蘇る! 竹宮惠子の巡回展

もう一つの見どころは「大泉サロン」の再現。かつて竹宮惠子と萩尾望都という2人の天才漫画家が共に暮らした練馬区大泉の長屋。ここに同世代の漫画家、ファンらが集い交流する中で、いくつもの少女マンガの新潮流が生まれたそう。ひたすらペンを動かし、仲間と喧々諤々の論争を交わした青春の日々はまさしく原点なのかも。“サロン”といいながらも、6畳一間の昭和の風情もポイントだ。

少女マンガといえば、星が輝く瞳の女の子がヒロインで、恋愛ものやスポ根ものがメインストリームだった時代。SF、冒険譚、ファンタジーなど、幅広い作品世界が生まれるようになったのも竹宮惠子以降のこと。連載当時、劇作家の寺山修司は《これからのコミックは、たぶん「風と木の詩」以後という呼び方で、かわってゆくことだろう》と評したというけれど、後の展開はまさに予言通り。本展ではその豊穣な作品世界に浸る贅沢な時間が楽しめる。

©竹宮惠子 『風と木の詩』より ジルベール

©竹宮惠子 『地球へ…』より「星の生まれるところ」

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