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2019/09/14 20:10

「自己責任論で片付けてほしくない」…伝説的女性“戦場ジャーナリスト”の映画

「自己責任論で片付けてほしくない」…伝説的女性“戦場ジャーナリスト”の映画
「自己責任論で片付けてほしくない」…伝説的女性“戦場ジャーナリスト”の映画
オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は『プライベート・ウォー』です。
■ 真実を見極める目を持ちましょうよ、マジで。

悲しいことに、いつの世も戦争ってなくならないわよね…。たとえ、自分が暮らしている国が平和だったとしても、世界のどこかでは戦争が起きていて、兵士たちはもちろん、戦争に全く関係のない一般市民が犠牲に。誰が始めて、誰が得して、終わりがどこにあるのかも分からないって状況がいつもどこかにあるってことは、さまざまな報道でご存じよね? その報道の最前線にいるのが、戦場ジャーナリスト。『プライベート・ウォー』は、戦場ジャーナリストとして伝説的な存在だったメリー・コルヴィンという女性を描いた超骨太社会派作品なの。

イギリスの新聞で特派員を務めるアメリカ人ジャーナリストのメリーは、数々の戦地に赴き、どこも報じない特ダネをゲット。他のジャーナリストが避ける極悪危険地帯にも乗り込んで、そこにいる市井の人々の苦しみを報じてきたの。’01年のスリランカ内戦取材で砲撃に巻きこまれて左目を失明してからは、眼帯をして戦場報道に復帰。とにかく紛争地にいる市民に寄り添い、権力者の欺瞞を暴くために奔走するの。ワンダーウーマンばりの活躍をしていた彼女だけど、やはり戦地で実際目にした悲惨な光景は忘れられず、PTSDに苦しみ、悪夢上等。お酒とタバコは欠かせない毎日だったのよね…。こんな女性が本当にいたなんて! という驚きとともに、戦場ジャーナリストの現実をまざまざと見せつけられてズーンと心に響く傑作。監督がもともと社会派のドキュメンタリー監督だから、戦地での爆撃映像や、本物の難民をエキストラで使ったシーンのすごみったらないわよ。これ、ガチでは? と思うシーン、めちゃたくさんあるんだから~!

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