2018/01/24 19:00

フグの肝、食べると死の恐れ…安全な店などない、佐賀県が可食化を国に要請

 1月15日、愛知県蒲郡市のスーパーマーケット「スーパータツヤ」が、ヨリトフグの肝(肝臓)を販売していたことが発覚し、保健所が回収命令を出すという事件が起きた。11パック販売されたうちの9パックは回収され、2パックは消費されていた(18日現在、愛知県発表)が、今のところ健康被害は報告されていない。16日、愛知県警が食品衛生法違反の疑いで同店の家宅捜索をした。報道によると、店側は「無毒で、売っても構わないと思っていた。長年、肝臓を販売していた」(17日付朝日新聞)という。

 フグの肝臓は、どんなフグであっても販売も提供も食品衛生法で禁止されている。フグ中毒は死亡率が高く、特に肝臓に毒がたまりやすい。

 ところが、このフグの肝臓の可食化に向けた試みが過去になされている。佐賀県は国に2回提案しているが、食品安全委員会は2回とも却下している。最初は2004年12月、佐賀県は構造改革特別区制度に基づき、養殖トラフグの肝臓の可食化を求める検討要請を内閣官房に提出した。それを受けて厚生労働省は、食品安全委員会にリスク評価を依頼した。このとき、佐賀県は次のように主張した。

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