2018/04/10 19:00

東京23区内の限界集落…豊洲、「高齢者ホットスポット」化で資産価値減少の懸念も?

 2015年の「国勢調査」によると、日本の高齢化率(65歳以上の人口比率)は26.6%となっている。都道府県別では、高齢化がもっとも進んでいるのは秋田県で33.8%だ。

 一方、東京23区は22.0%で「若く活気にあふれていて、余裕のある地域」といわれている。しかし、東京23区内でも高齢化が進行している地域が存在する。その地域を「高齢者ホットスポット」と呼んで警鐘を鳴らすのが、東京23区研究所の池田利道所長だ。たとえば、東京23区でもっとも高齢化率が高い大田区東糀谷6丁目は60.6%となっている。

 その背景には、何があるのか。池田氏に話を聞いた。

●東京23区内にも存在する「限界集落」

――東京23区の「高齢者ホットスポット」について教えてください。

池田利道氏(以下、池田) まず、東京23区の高齢化率上位5地区を紹介します。大田区東糀谷6丁目(60.6%)、北区桐ヶ丘1丁目(58.5%)、世田谷区大蔵3丁目(55.1%)、北区桐ヶ丘2丁目(54.4%)、北区王子本町3丁目(53.1%)です。人口の50%以上を65歳以上の高齢者が占める地域を「限界集落」と呼びますが、これは地方だけでなく東京23区にも存在するということです。

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