2018/06/09 00:00

平成育ちの女性たちが昭和の喫茶に惹かれる理由

 昭和を懐かしむ風潮は、意外に歴史が長い。戦前はともかく、戦後を懐かしむ風潮も1980年代には存在した。その中心人物のひとりが芸術家の沼田元氣だろう。彼は当時、恵比寿あたりの古い長屋に住み、不思議な活動をしていた。

 平成に入り、さらに2000年代になると、沼田は多数の本を出版した。多くが喫茶店の本であり、さらに喫茶店を求めて地方都市などに出かける本であり、出かけた先で買うおみやげの本である。いずれも少女趣味で、装丁が驚くほど丁寧で美しくかわいい。

 こういう沼田ワールドに見せられたファンは多い。私もそのひとりなのだが、まあ、私の場合はコアなファンというほどではない。やはり2000年頃に10代から20代だった女性にファンが多いのではないか。

 難波里奈さんもそうだ。大学生になった頃から突如昭和の物に関心が高まり、ちゃぶ台などの家具、脚が4本あるテレビ、食器、雑貨、照明器具、もちろん昭和の時代に流通していた古着たちを集めまくったという。自分の部屋以外にも物があふれ出すと、さすがに親からいい加減にしてくれと言われる。

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