2019/01/21 12:00

私が、母親が苦しむ延命治療ではなく、「看取り介護」による安らかな死を選んだ理由

「以前にも、おかあさんと同じように肺がんの入所者さんがいて、延命治療はしないことを希望していました。その方は肺に水がたまっていたのですけれども、驚いたことに、亡くなる頃には肺の水がきれいになくなっていたのです。もう、口からの水は受けつけなくなっていたのですけれども、肺にたまった水で必要な水分を補っていたんですね」

 その話に、私は釈然としなかった。「本当に、肺にたまった水で水分を補っていたのだろうか」と、少し懐疑的でさえあった。

「看取り介護については、世田谷区立特別養護老人ホーム<芦花ホーム>の常勤医師・石飛幸三先生のやり方を参考にして、取り組んでいます」と、看護師は言った。

 私はそれから、石飛医師について調べてみた。彼は自身の経験から、「終末期の高齢者には過剰な水分や栄養を控えて、穏やかな最期を」と、著書や講演会で訴え続けている人だった。石飛医師が登場するNHKスペシャル『老衰死~穏やかな最期を迎えるには~』というテレビ番組を見たり、それに関する本も読んだりすることで、看護師の意図することが理解できるようになった。

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