2017/09/20 18:45

光が進む方向を追いかけて。写真家・野口里佳の新作「海底」

暑さの残る9月。六本木に立ち並ぶビルの合間の日差しをすり抜けて向かった先は、「タカ・イシイギャラリー 東京」のあるcomplex665ビル。

9月7日から始まった写真家・野口里佳さんの個展「海底」には、ドイツ・ベルリンから日本の沖縄に活動拠点を移し、撮影した新作11点が並ぶ

まるで世界を俯瞰したような彼女の写真。「異邦人の目」と評される作品は、見つめると肩や背中の力がふっと抜け落ちて、その静寂な世界をゆっくり歩くような、独特の世界観がたまらなく心地よい。

今回の「海底」は誰もが知っている海、その奥深くには、地球上のどこにいても逃れられない重力の効かない異世界があり、その世界を月面に見立て 新たな世界への一歩を表現している。

オープン前日の会場に入り、作品を前に緊張していると、野口さんご本人が登場。お話を伺うことができた。

運命に導かれるように写真家となり、ドイツ、沖縄へ

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Junko(以下、J):以前から作品を拝見していて、野口さんにとても興味があって。作品ってその人の内面がリアルに表現されていることが多いので、冷静沈着でかっこいい女性像をイメージしてお話できるのを楽しみにしていました。まず、野口さんご自身についてインタビューさせてください。写真の道を選んだきっかけを伺えますか?

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