2017/10/11 12:17

だれかのため、なにかのために命を散らした若者たち【辞世の句―幕末・維新編】

 死に直面したとき、あなたはどんな言葉を遺しますか? 最期の言葉として自分の死後も伝えられる「辞世の句」。

 たくさんの歴史上の人物や有名人が、辞世の句を遺しています。今回はその中でも「幕末・維新編」として、国の行く末を決める時代に奔走した若い志士たちの辞世の句をまとめてみました。(和歌、俳句の体裁を取っていないものもあります)
身はたとひ
武蔵の野辺に
朽ちぬとも
留め置まし
大和魂
       吉田松陰
[caption id="attachment_10059" align="aligncenter" width="377"]絹本着色吉田松陰像(山口県文書館蔵)[/caption]

 吉田松陰は長州藩(現在の山口県)の思想家で、松陰の松下村塾の門弟からは高杉晋作や伊藤博文など、幕末の志士がたくさん輩出されました。

 松陰は幕府の老中を暗殺する計画を立てたことで江戸・小伝馬町に投獄され、そこで処刑されることを知って遺書とでもいうべき「留魂録」を門弟のために書きます。この句はその冒頭に記されたもの。自身がたとえ処刑されても、自分たちの思想は死なないのだ、ということを伝えたかったのでしょう。
おもしろき
こともなき世を
おもしろく
        高杉晋作


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