2017/10/23 10:34

知らずに立てていた卒塔婆!いつ立てていつ下げるの?

故人をしのぶための手段はさまざまあります。葬儀にはじまり、法要やお墓、卒塔婆を立てることもそのうちのひとつです。しかし、この卒塔婆を立てる意味というものを考えたことはあるでしょうか。ただ何となく立っているものであるから、自分も倣って立てているという人もいるかもしれません。今回は、この卒塔婆を立てる意味について、ひいてはいつ立てるものなのか、誰が立てるものなのか、そしていつ下げるべきなのかといったことについて紹介したいと思います。
卒塔婆とはいったい何?
卒塔婆とは、故人の供養のために立てるもので、細長い板のような形をしています。卒塔婆の起源は、サンスクリット語のストゥーパにあります。ストゥーパとは、仏舎利塔のことであり釈迦の遺骨を納める塚のことを指しています。しかし、分骨する遺骨が不足してしまったため、高僧の骨や経文を多重の塔に納めることになり、これらもストゥーパと呼び、これをもとにして作られたのが卒塔婆です。平安末期の頃から登場しはじめ、故人の供養のために墓石を建てることが一般的になると追善供養を目的として墓石とともに供えられるようになりました。追善供養とは、「生きている人の善行が故人の善行ともなる」という考えによって行われるもので、供養のひとつの形です。卒塔婆を立てることは追善供養を目的として行われていますが、浄土真宗などでは卒塔婆を立てる習慣がありません。供養のひとつの形で必ずしもしなければならないというわけではありませんが、立てることは推奨されています。
卒塔婆とは誰が何のために立てるの?
卒塔婆を立てる目的は、追善供養のために立てられます。生きている人が行った善行は、故人の善行でもあるという考えであり、善行を積むことが故人の供養へとつながることになります。そのため、誰が立てなければならないという決まりはありません。基本的には遺族が立てることになりますが、故人と親しい関係にあった人や故人と親しい間柄になくても故人を供養したいと考えている人ならば、誰が立てても問題はありません。普段お墓参りをすることができない人が卒塔婆を立てて供養することもあれば、法要などといった規模が大きな決まった日程で行われる供養のための儀式の際には、親戚などの少し間柄が遠い縁者であっても卒塔婆を立てることもあります。
卒塔婆はいつ供えるもの?
卒塔婆を立てる目的は、追善供養にあります。つまり供養のために立てるものなので、いつに立てなければならないという決まりはありません。つまり、卒塔婆はいつ立ててもいいものですが、卒塔婆を立てるタイミングというものはあります。習慣としては供養の節目に立てることが多く、法要(四十九日、一周忌、納骨式など)をはじめ、祥月命日(命日)にお盆、春と秋のお彼岸、施餓鬼会などがそれに相当します。
施餓鬼会とは、夏の行事でありお盆とは異なります。地域によって日程が異なることもありますが、おおよそお盆の時期に行われ、これは先祖の追善供養とは異なります。苦しみから抜け出すことができない餓鬼に対して檀家の人々が食物とともに卒塔婆を立てて亡者を供養して、滅罪追福を祈る行事です。
卒塔婆を立てる際には、事前に菩提寺や霊園の管理者に依頼して法要やお参りの日に受け取ります。費用はおよそ3千円~1万円ほどで、渡す際には封筒に入れて表書きを「御布施代」や「卒塔婆代」などと記します。
卒塔婆は何本まで立てられるの?


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