2018/03/30 19:00

イッセイ ミヤケが80年代から使い続けるインド伝統のテキスタイル「Khadi」に触れる展示が京都でも

インドを象徴する織物「カディ(Khadi)」とその思想に迫る「Khadi インドのものづくり - Homage to Martand Singh -」展が、京都のイッセイ ミヤケ キョウトで、6月24日まで開催中。


簡素で美しい生活様式やテキスタイルを始め、今日でも手仕事による技法や歴史、文化が色濃く継承されているインド。中でも「カディ(Khadi)」と呼ばれる綿布は、ものづくりのオートメーション化が著しい近年も、手紡ぎ、手織りによってインド各地で作られている。

作り手によって紡がれる一本一本の糸、多様な織り目による白の表情。その美しいテクスチャーには、インドの近代史と哲学が織り込まれており、インド国旗に糸車が配された背景には、輸入品を断ち国産の綿布に身を包む不買運動から、独立、そして明日への希望の象徴となったカディがあった。

Gujarat Vidyapithの学生による瞑想とカディの糸を紡ぐ時間 映像作品:「一日の始まり」岡本憲昭, 21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3 「Khadi インドの明日をつむぐ –Homage to Martand Singh−」より 
インドの文化を先導し、50年の長きにわたるテキスタイルの開拓、展示、遺産保全などの幅広い文化復興活動で知られるマルタン・シン(Martand Singh)は、インドの独立、雇用、死生、創造という観点からカディを「自由の布」と呼び、この綿布で仕立てられる衣服、カディ・クルタ(Kurta)を日常着として纏っていた。クルタは今日でも、セレモニーの正装として、ある時は寝間着として、多岐にわたる場面で着られている。シンを通じてインド・テキスタイルは世界に伝播し、イッセイ ミヤケ(ISSEY MIYAKE)では、1980年代から彼とのコラボレーションを通じて、インド文化との対話ともいえる衣服作りを行ってきた。その対話は、テキスタイルから発想するブランド・ハート(HaaT)の中で今日も継続している。

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