2018/05/09 14:00

万博前夜の岡本太郎を体感! 60年代の作品が並ぶ企画展「太陽の塔への道」開催

東京・南青山にある岡本太郎記念館では、企画展「太陽の塔への道」を、5月30日から10月14日まで開催する。

《休日》1963 年
今年3月、半世紀ぶりに塔内が修復され、常設展示施設に生まれ変わり、ついに再生を果たした太陽の塔。この機会をとらえ、前回の企画展では、太陽の塔とはなにか、岡本太郎は大阪万博でなにを語ろうとしたのかを考えるため、太郎がプロデューサーとして大阪万博に参画した1967年から塔内再生を果たす2018年までの足跡を振り返った。今回は、「万博と太郎」を別の角度から眺めてみたいという思いから、太郎が大阪万博へと向かっていった1960年代の仕事を取り上げる。

《愛撫》
60年代に太郎の作風は大きく変わった。繊細な筆致でぎっしりと多くのモチーフを描いていたそれまでとは打って変わって、梵字にも似た抽象的で呪術性を感じる黒のモチーフが中心的な役割を果たすようになる。縄文、東北、沖縄と続いた原始日本を発見する旅が大きく影響しているにちがいない。そしておそらく、それこそが太陽の塔と大阪万博テーマ館の隠れたテーマなのだ。

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