2019/02/05 09:30

民法改正で自筆証書遺言が作成しやすくなったと言われているが本当なの?

約40年ぶりに民法が改正され、自筆証書遺言の作成がしやすくなったと言われていますが、本当にそうでしょうか? 仕事柄、遺言の相談を受けることが多いのですが、自筆証書遺言はトラブルが多いと感じています。また、不備も多く、それが今回の民法改正でかなり解消されると言われていますが、どうなのでしょう。 気になる点をまとめました。 

代筆可、パソコン可とは言うものの

今回の改正(平成31年1月13日施行、自筆証書遺言の要件緩和のみ)で、財産目録部分はパソコンで作成、あるいは代筆も可能となります。
 
財産に不動産が多い方は、全文自筆で正確に書くのはなかなか大変です。財産目録をパソコンで作成、あるいは誰かに代筆してもらえるなら助かると考える方も多いでしょう。
 
ただ、ご自身がパソコンは苦手で財産目録が作成できない場合、誰に代わりに作成してもらいますか?
 
ご家族でしょうか?その場合、財産の内容を全て知られてしまいます。
 
もちろん、それが何の問題もないという方はいいのですが、内容を知って、「この財産は誰に渡すつもりなのか?」「私はこの財産が欲しい」などと、財産の分割割合について手伝った家族から注文がついたり、事前に財産の内容を知ることによって、もめ事の種になるかもしれません。
 
家族に頼んだ場合には上記のような問題が想定されますが、専門家に依頼した場合は作成料がかかることになると思います。どうせ、中途半端に報酬がかかるのなら、最初から公正証書遺言にしておけばよかった、ということになるかもしれません。
 

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