楽天WOMAN リニューアルのお知らせ ▶ 詳細はこちら
2019/09/26 23:20

「遺産分割前に、勝手に財産を使いこみやがって…」こういう場合、弟は兄から遺産を取り戻せる?

被相続人が亡くなり、相続人が複数いる場合、相続が開始してから遺産分割がまとまるまでの遺産はどのような状態なのでしょうか? いわゆる、「共同相続人による法定相続分での共有の状態」となり、「共同相続人がそれぞれの相続分に応じて持ち分を共有」することとなります。そして、遺産分割協議により、各財産をそれぞれの相続人の所有とすると、初めて相続人個々の財産となるわけです。 しかしながら、現実の世界では遺産(お金)に関わるさまざまなトラブルが発生します。 例えば、被相続人の父の預金や財産を実質的に管理(キャッシュカードを保有し、パスワードも知っていた)していた同居する長男が、相続開始直後に父の預金口座から自分の口座に全額移して消費してしまったらそのお金はどうなるのでしょうか? 

これまではどうだったか?

これまでは原則として、相続開始後に処分された財産は、遺産分割の対象から除外するものとされていました。つまり、勝手にお金を引き出した長男を含めた相続人全員の同意がない限り、その処分された財産は、遺産分割の対象に含めることができないのです。
 
そして、上記の事例において、もし相続人である次男がいた場合、長男の不法行為を知り、勝手に処分されたお金を取り返そうとするためには、訴訟(損害賠償請求など)による方法をとる必要がありました。
 
例えば、相続人が長男と次男の2人の時に、遺産である被相続人(父)の死亡時の預金5千万円のうち4千万円を父と同居していた長男が父の死亡直後に無断で自分の預金口座に移してしまいました。
 
この後に、相続人である次男が長男の不法行為を知り、訴訟により請求が認められた場合には、無断で長男が使い込んだ4千万円のうち次男の法定相続分である2分の1の2千万円のみを取り返すことができました。
 
訴訟による労力(時間とお金)はもちろんですが、長男が多額の遺産の贈与を受けていた場合などでは、最終的な遺産分割の結果でも不公平が生じてしまうことも予想されます。
 

Rakuten Mobile
今日の運勢~無料12星座占い~|楽天占い

今日の運勢

おひつじ座

全体運

元気いっぱい。行動的になればなるほど、ツキがまわってくるの...もっと見る >