2017/11/10 17:00

声優・春名風花|ツイッター片手に“寝る寝る詐欺”の真相は

9歳からツイッターを始め、さまざまなトピックに対して大人顔負けの鋭い意見をツイートし、大きな反響を呼んできた“はるかぜちゃん”こと春名風花さん。そんな春名さんも、いまや16歳の女子高生です。
 
今回は、デジタルネイティブ世代の申し子ともいうべき彼女が、2017年9月に自身のブログへ投稿した“はるかぜちゃん卒業宣言”について、SNSを使用するようになったきっかけや仕事に対する考え方、睡眠との付き合い方についてお話を伺いました。
 

目次

  • 1.“はるかぜちゃん”を卒業した本当の理由
  • 2.9歳でツイートした「都条例ぷんすか(ω)」
  • 3.理想の睡眠は22時に寝て、朝6時起床すること
  • 4.眠れないほど悩んでいるときは妄想世界にトリップ

“はるかぜちゃん”を卒業した本当の理由

“はるかぜちゃん”を卒業した本当の理由

――まず、お聞きしたいのが、2017年9月にご自身のブログに投稿された「『はるかぜちゃん』卒業しました」という記事の件です。今後、“はるかぜちゃん”とお呼びするのはNGでしょうか?
 
「呼ばれるのはOKです(笑)。自分から『はるかぜちゃんです!』と言うのはやめたというだけです」(春名さん)
 
――なぜこのタイミングで“はるかぜちゃん”を卒業されたのですか?
 
「そろそろ本名の“春名風花”を覚えてほしいという気持ちが強くなったことが大きいですね。本名よりも“はるかぜちゃん”が、有名になりすぎちゃったので」(春名さん)
 
――“はるかぜちゃん”という名前を使い始めたきっかけは何ですか?
 
「もともとはネット上で“架空の人物になりきる”ために使い始めたんです。以前はすごい人見知りで、自分の思ったことを全然口に出せなくて。でも文章だったら大丈夫じゃないかなって思って、“はるかぜちゃん”というツイッターアカウントを9歳のときに開設しました。いまはもう “はるかぜちゃん”に言葉を託さなくても、人とちゃんと話せるようになったので、“はるかぜちゃん”は“春名風花”の中に吸収しました(笑)」(春名さん)
 
――現在は声優のお仕事をメインに、舞台やテレビドラマなどでも活動もされていますが、もともとお芝居がお好きだったのですか?
 
「はい。小さいころから大好きでした。演劇に興味をもったきっかけは漫画『ガラスの仮面』です。4~5歳のころに、おばあちゃんの家に行ったときにたまたま読んで、本当にすごい漫画だなって思って、お芝居にも興味が湧いてきたんです。『ガラスの仮面』のラストがすごく気になります」(春名さん)
 
――40年以上連載が続いている不朽の名作が、春名さんのルーツだったとは 春名さんは芸歴=年齢ですよね。
 
「0歳から子役をやっています。だっこひもの広告とかEテレの『いないいないばあっ!』に出ていました。七五三の写真を撮ってもらえたら写真代が浮くかもしれない…という不純な動機が母にはあったようで、5歳まではモデル事務所に所属させておきたかったみたいです(笑)」(春名さん)
 
――七五三が終われば普通の女の子に戻るはずだったんですね。
 
「写真を撮ってもらった時点で母としては満足したらしく、事務所も辞めさせるつもりだったそうです。でも私はその時点ですでに『ガラスの仮面』を読んでしまっていたので、続けたいって言いました」(春名さん)
 
――美内すずえ先生(『ガラスの仮面』の作者)が人生を決定づけた、ということですか。
 
ある意味、恩師です。でも、まだお会いしたことがないんです。『ガラスの仮面ですが』というアニメに声優として出演したことはあるんですけどね」(春名さん)
 
――今後、どんな役をやってみたいですか?
 
「キャラクターの考え方やふるまいが、自分では理解できないような役をやってみたいですね。本当の悪役とか。悪役でも、観ている方を共感させてしまうような声優さん、役者さんになりたいと思います。最終目標は北島マヤ(『ガラスの仮面』登場人物)。白目も得意です(笑)」((春名さん)
 
5歳にして演じることに興味を持っていたという春名さん。9歳のときにツイッターで 架空の人物=はるかぜちゃんを演じ始めたというのも、春名さんらしいですね。そんな彼女がツイッターで自ら情報を発信するようになったきっかけとは…?
 

9歳でツイートした「都条例ぷんすか(ω)」

9歳でツイートした「都条例ぷんすか(ω)」

――3歳から携帯電話を持たされていたそうですね。
 
「母が自動車教習所に通うことになり、不在中に連絡がとれないと困るからという理由で携帯電話を与えられました。子ども用なので電話とかメールとか最低限の機能が使えるものだったのですが、使い方を教わっていないはずなのに、変な文字列のメールを母宛てに送っていたらしいです」(春名さん)
 
――デジタルネイティブ世代、おそるべしです。
 
「若いほうが習得するのが早いんでしょうね。スマホに変えたときも、弟が一番早く使い方を習得していましたし」(春名さん)
 
――1番最初に使い始めたのはツイッターですか?
 
「一応ブログは開設していたんですけど、積極的に情報発信をし始めたのはツイッターです。きっかけは、当時出演していた特撮ドラマ『満福少女ドラゴネット』。このドラマが1度放送できなくなってしまって…。その後、放送できることになったんですが、宣伝ができずに知名度0の状態でした。その時、共演者の方がツイッターで自ら宣伝していて、『これは私も宣伝しなきゃ!』と思ってツイッターを使い始めました。そのとき、まわりの人がツイッターで宣伝しているのを知って、自分でもやってみようと思ってはじめました」(春名さん)
 
――その後、“はるかぜちゃん”の名を世に知らしめた、あのツイートが飛び出すことになるのですね。
 
「2010年、東京都青少年健全育成条例改正案がでたとき、自分の大好きな漫画が規制によって、読めなくなるかもしれないって思ったんです。そのとき思わず『都条例ぷんすか(ω)』ってツイートしたらすごくフォロワーが増えて。実は東京都に住んでいなかったので、直接は関係なかったんですけど(笑)。当時はまだツイッターの影響力をよく分かっていませんでした」(春名さん)
 
――「いいまんがも、悪いまんがも、ちゃんと自分でえらべます(ω)」という9歳の意見表明は鮮烈でした。
 
「自分から発信するようになったというより、“はるかぜちゃんはどう思いますか?”って質問してくださる方が増えて、それについてマジメに答えていく中で、そういう発言が出てくるようになったんだと思います」(春名さん)
 
――小学生のご意見番みたいな立場になっていったんですね。
 
「そのうち自分でもニュースを見て気になることがあったら、つぶやいたり、ユーザー同士で意見交換をしたりできるようになっていくのが楽しいと感じるようになっていきました」(春名さん)
 
――建設的な意見交換ばかりではなく、ネガティブなリプライもあると思います。ツイッターをやっていて嫌な気持ちになったことはありますか?
 
「ツイッターをやめようと思ったこともありました。いまでは、ただ言われたことに対して怒ったり悲しんだりするだけじゃなくて、“なんでこう言われたんだろう?”ってことを考えて、やり取りできるようになりました。あとは、だんだん慣れてきた部分もありますね」(春名さん)
 
――大人になっていくにつれ、ツイッター上での振る舞いも変わってきましたか?
 
「そうですね。昔は誰でも話せば分かると信じていました。でも、世の中には分かりあえない方もいるんだということを理解しましたね。そういう方たちに対してなんとか分かってもらおうとするよりも、自分のことを好きでいてくれるファンやフォロワーの方々に、何か楽しいものを見せたいなっていう気持ちが強くなりました。もちろん、そういう(ネガティブな)意見にリプライすることもあるし、それによって分かってもらえる方もいます。わざわざ事務所に謝罪のお手紙をくれた方もいました」(春名さん)
 
――春名さんはいまでもツイッターでの発信をメインにされていますが、どこに相性のよさを感じていますか?
 
「140文字っていうのが書きやすいですね。文字数制限がないとダラダラ長く書いてしまうクセがあるんです。140文字に限定されていると、その文章量の中で言いたいことをどう収めようかなと考えて、分かりやすい文章になるんです」(春名さん)
 
ツイッターの140文字に自分の意見を詰め込んで発信することが、いつしか春名さんの日課に。続いてはそんな春名さんの睡眠事情について迫ってみます。
 

 

理想の睡眠は22時に寝て、6時起床すること

理想の睡眠は22時に寝て、6時起床すること

――よくツイッターで『いまから寝ます!』とツイートしていますね。寝る前にツイッターをすることも多いですか?
 
「できるだけ、寝る前にスマホを見るのはやめようと思っているんですが…。それでも、ツイッターをしながら寝落ちしちゃうこともあるし、ツイッターで『いまから寝ます!』って宣言して、1時間後くらいにヒョコっとツイートする“寝る寝る詐欺”も結構してしまうんです(笑)。ただ、布団の中でスマホを見る場合は、ライトをできるだけ暗くするようにしています」(春名さん)
 
――目をつぶってもなんだかチカチカして眠れないってことも、ありますもんね。
 
「ありますね。最近は慣れてきたのか、すぐ眠れるようになったんですけど、『見ないほうがいいよな~』って気持ちはあります」(春名さん)
 
――ときには寝坊して失敗することもありますか?
 
「寝坊して大事件に…みたいなことはないです。仕事があるときは、スマホのアラームを起床時間の1時間前から15分おきにセットして2時間前に起きるようにしています。寝起きはいいほうなので、 2時間前どころか、3時間前に起きることも多いですね」(春名さん)
 
――何時に寝て、何時に起きるのが理想ですか?
 
22時には寝て、6時には起きたいですね。早起きすると頭がスッキリするので。でも家が都心部から遠いので、仕事があるとどうしても帰る時間が22時とか23時になってしまうんです。そこからツイッターを見始めてしまうと、“寝落ち事件”が起こってしまいますね。仕事によって寝るタイミングが変則的になっても、トータルで8時間は睡眠時間を確保したいと思っています。夜に5時間くらいしか寝られなかったときは、午前中の仕事が終わったら午後にちょっと眠るとか」(春名さん)
 
――なかなか眠れないときもありますか?
 
「ときどきありますが、そういうときはお部屋に香水をシュッと振りまいて、いい香りに包まれるようにしています。『少女革命ウテナ』(アニメ)をモチーフにした香水で、バラの香りなんです」(春名さん)
 
――パジャマや枕など、寝具へのこだわりはありますか?
 
「スウェットを着て寝ている時期もありましたけど、いまはパジャマを着ています。ファンの方にいただいたパジャマがとても可愛いくてお気に入りです。枕は、あんまり固いものだと眠れないですね。最近、新しいものを買ったんですけど、それが思った以上に固くて、結局、全然使わずに寝ています(笑)」(春名さん)
 
――枕なしで寝ているのですね。
 
「はい。首猫背に悩んでいるので、姿勢を真っ直ぐにして寝るように心がけています。本当は横向きとかうつぶせの方が好きなんですけど、なるべく仰向けで寝ていますね」(春名さん)
 
――ちなみに布団にこだわりはありますか?
 
「こだわりはないです。ただ、さっき香水の話をしましたけど、臭いに敏感で…。地方に行ったときとか、たまにタバコの臭いが寝具に染みついているホテルがあるんです。そういうのは気になってしまいますね」(春名さん)
 
眠れないときは、香水の香りに癒されながら眠るという春名さん。それでも悩みごとやプレッシャーで寝つけないこともあるのだとか。そんなときはどうしているのでしょうか。
 

 

眠れないほど悩んでいるときは妄想世界にトリップ

眠れないほど悩んでいるときは妄想世界にトリップ

――春名さんにとって睡眠は、日々の生活の重要度でいうと何位ですか?
 
「2位かな。1位は食べることなので」(春名さん)
 
――お腹がすいて眠れないってことも?
 
「そういうときもあるけど、空きすぎちゃうと逆にすっと寝られるんです。ちょっと小腹が空いたな〜っていうときが一番キツい。そういうときは、お豆腐とか、なるべく太りにくいものを選んで食べます」(春名さん)
 
――好きな食べ物は何ですか?
 
「お肉をよく食べますね。炭水化物が多いものはできるだけ控えめにするようにしています」(春名さん)
 
――「天下一品」のこってりラーメンが大好きという噂もありますが…。
 
「昨日も食べました(笑)本当に元気が出るのでついつい食べちゃいます!お店によって味も違うので、よく食べ比べをしています」(春名さん)
 
――いまは何をしているときが一番楽しいですか?
 
「お仕事をしているときです。小さいころから運動も勉強も、あんまり得意ではなくて。小さいころはCAさんとか、保育園の先生とか、いろいろな職業に憧れたんですけど、自分の得意分野ではないことが分かってしまって…」(春名さん)
 
――勉強が苦手には見えないですよ。
 
「“賢そう”と言われることが多いけど、本当に勉強はできないんです(笑)。努力不足が原因なんですけど、勉強自体が楽しくない。勉強よりも、自分が本当に好きで、ずっと続けてきたいまのお仕事を通して、必要なものを身につけていきたいという想いが強いですね。この先も続けていきたいと思っています」(春名さん)
 
――それだけ仕事に一途だと、悩みやプレッシャーで眠れなくなることもあるのでは?
 
「わりとクヨクヨしますね。仕事が終わったあとに『こうすればよかったな』って思うと、たくさん出てくるタイプなので、考え始めちゃうと、どうしても頭から消えなくなってしまうんです。そういうときは妄想の世界に逃げ込み、ファンタジーの世界にトリップします。それでも消えないときは、捉え方を変える。『次にこういう仕事があったら、こうできるな』って、ポジティブな考え方をしながら寝ます」(春名さん)
 
本名の“春名風花”としてさまざまな活動を本格的に始めた“元・はるかぜちゃん”。自分の考えをしっかりと持った16歳の少女は、声優として、役者として、さらなる飛躍を遂げようとしていました。眠れぬほど悩ましい夜も、持ち前のポジティブさで乗り切る春名さんの活躍に、こうご期待!
 

春名風花さん

【眠りの黄金法則】

  • 快適な入眠のために重要なのは香り
  • 眠れないほど悩んでいるときはファンタジーの世界を妄想で旅する 
  • ポジティブな気持ちで眠り、翌朝を前向きにスタート

【ウィークデーの平均睡眠時間】

  • 8時間

【睡眠タイプ】

  • 悩みがあっても前向きなことを考えながら入眠。とことんポジティブタイプ
春名さんのフミナー度は『45%』、今一歩よい眠りがとれていないようです。
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春名風花さん
春名風花さん
0歳から芸能界で仕事を始め、数々の映画、ドラマ、バラエティ、教育番組などで活躍。9歳から“はるかぜちゃん”名義でツイッターを開始。現在は声優として、劇場版『みつばちマーヤの大冒険』で主人公・マーヤの吹き替えなどを担当する。
 
公式ブログ:https://lineblog.me/harukazechan/
ツイッターアカウント:@harukazechan
Instagramアカウント:harukazechan24

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