2018/04/20 17:00

睡眠アプリ11選|寝付きから目覚めまでお悩み別に試せるツールを紹介

睡眠をサポートするツールにはスマートフォン向けの「睡眠アプリ」が数多くあります。寝る前の調子を整えるもの、眠りの深さを分析するもの、すっきり起きるためのものなど、さまざまな種類があります。今回は、筆者が実際に試した使用感も交えながら、11種類のアプリを紹介します。

目次

  • 寝付けない人向けの睡眠アプリ3選
  • 睡眠中の自分を知りたい人向けの睡眠アプリ3選
  • すっきり目覚めたい人向けの睡眠アプリ3選
  • 生活リズムを改善したほうがいい人向けの睡眠アプリ
  • 専門家に相談しながら睡眠習慣を変えたい人向け、とっておきの睡眠アプリ
  • 自分の悩みに合った睡眠アプリ

寝付けない人向けの睡眠アプリ3選

ベッドの中で寝付けないでいる女性

布団に入ったけどなかなか寝付けない…そんなときは、もしかしたら身体や心が緊張状態にあるのかもしれません。音楽を流したり、筋弛緩トレーニングを行ったりすることで、寝付きやすくなります。

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ここでは、寝付けない人向けに、音楽を聴きながら眠れるアプリや、身体の緊張状態をほぐしやすくしてくれるアプリを紹介します。

MUJI to Relax:時間帯と心拍数から自動で音楽を選んでくれる

MUJI to Relax

画像提供:無印良品

「無印良品」が提供するアプリ。時間帯と心拍数から、そのときの自分にぴったり合った入眠ミュージックを自動で選んでくれます。

スマホのカメラで心拍数を計測

このアプリの特徴は、スマホのカメラに指先をあてるとフラッシュ用のライトが点灯して心拍数を計測できる点。計測した心拍数と、そのときの時刻に合った音楽が流れます。オフタイマーは30分、60分、90分の中から選べます。

イラストにも注目

夕方に試すと夕焼けのイラストに合わせて音楽が流れるなど、ビジュアルにもこだわりが見られます。夜だけでなく、日中に仮眠するときにも、どんなイラストが出るのかちょっと楽しみになりそうです。
 

Relax Melodies:自分に合った入眠ミュージックを自作する

Relax Melodies
同じ曲をしばらく聴くと飽きてしまう…そんな人は、自分で作曲して、入眠前にいつも新しい音楽を聴けるようにしてはいかがでしょうか。

最大110種類の音源から組み合わせて曲を自作

楽器の音や自然音などを組み合わせて、自分だけの入眠ミュージックを作ることができます。無料版で54種類、有料版にアップグレードすると合計110種類の音源が利用可能。また、アプリ内で音楽のオフタイマー、起床アラームを設定できます

無限の組み合わせから作曲自体も楽しめる

音源ごとに音量を設定できるのも特徴。例えば、「オルゴールの音をメインの音量に設定し、かすかに雨音が聞こえる」という音楽も作れます。組み合わせパターンはほぼ無限にあるので、作曲そのものも楽しめます。
 

寝たまんまヨガ 簡単瞑想:布団の中でできるヨガ

寝たまんまヨガ 簡単瞑想
ヨガスタジオ「スタジオ・ヨギー」のエグゼクティブ・ディレクターであるキミ先生監修のアプリ。布団の中でもできるヨガで身体をリラックスさせられます。

徐々に身体の緊張をほぐしていく

「ヨガ」と聞くと、専用マットが必要と思われるかもしれません。しかしこのアプリは、布団の中でのヨガを想定しています。ナレーションに従いながら、最初は身体を緊張させて、そこから徐々にほぐしていきます。こうすることで、リラックス時に優位になる副交感神経が働くようになります。

身も心も落ち着いて入眠できそう

無料版で利用できるのは約14分と約22分の2種類ですが、どちらもナレーションが終わるころにはゆったりとした気分になり、すぐに眠ることができました。有料版にアップデートすると9種類を追加できます。
 

睡眠中の自分を知りたい人向けの睡眠アプリ3選

口を開けて眠っている男性

「睡眠中の自分がどのような様子なのか」を知ることができるのも、睡眠アプリを使う大きなメリット。睡眠の深さやいびきなど、自分の睡眠のクセを知っておきましょう。

Runtastic Sleep Better 睡眠アプリ:睡眠の深さを計測

Runtastic Sleep Better 睡眠アプリ
人は眠りが浅いときに寝返りを打ちやすくなります。このアプリは、枕元にスマートフォンを置き、スマートフォンの傾きを感知する加速度センサーによって寝返りの頻度を計測。そこから睡眠の浅さと深さをグラフにしてくれます。

自動で睡眠の深さと睡眠時間を記録できる

アプリを起動しておけば、睡眠の深さだけでなく、入眠時間と起床時間も自動で記録してくれます。また、その日に激しい運動をしたか、飲酒をしたかなどを記録する機能や、夢日記をつける機能もあります。

データを集めて自分なりの改善策を見つけるのに役立ちそう

データが集まったタイミングで、後から振り返って生活習慣と深い睡眠の関係を振り返り分析することが可能です。筆者の場合、お酒を多く飲んだ日は明らかに浅い睡眠の時間が長かったので、睡眠のためにもお酒はほどほどにしようと考えるきっかけになりました。
 

いびきラボ:寝ているときのいびきを録音する

いびきラボ
パートナーや友人にいびきを指摘されたことがある人に試してほしいアプリ。スマートフォンのマイクを使って睡眠中のいびきを録音します。

その日の行動を記録していびきの原因を探す

普通なら聞けない、自分のいびきを聞くことができます。また、お酒を飲んだか、鼻腔拡張テープをつけたか、加湿器を使ったかなどもタップで記録できます。独自に計算する「いびきスコア」が高いときに自分が何をやっていたのかを振り返ることで、いびきの原因や解決策を探すことにも役立ちます。

筆者もいびきを少なくすることに成功

筆者の場合、加湿器のタンクが途中で空になったときの夜はいびきスコアが高くなるという傾向が分かり、就寝前にタンクを満水にしていびきスコアを下げることに成功しました。原因や解決策は人それぞれですが、いびきスコアという数値を下げることを目標にできるというのは分かりやすいと思います。
 

misfit:手首に付けるウェアラブル端末で眠りを計測

misfit
腕時計ブランド「Fossil(フォッシル)」のウェアラブル端末「misfit」(腕時計タイプやブレスレットタイプのものを家電量販店などで購入)を使って、日中の運動と夜間の睡眠を計測します。

アプリを起動させずに睡眠を記録できる

misfitを手首につけたまま寝て、手首の動きから寝返りの強さ(睡眠の浅さ)を検出。アプリを一晩中起動させなくても、misfit自体が就寝時間と起床時間、さらに浅い睡眠と深い睡眠を記録します。また、同じアプリを使っている友達を登録して、友達と比較することも可能です。

日中の運動もいっしょに記録、振り返りができる

夜間の睡眠だけでなく、日中の歩数や消費カロリー、マラソンや水泳の距離なども計測できます。「日中に多く歩いた日ほど深く眠れるか?」などを一つの画面で考察することができるので、日頃から運動をしている人に向いています。
 

すっきり目覚めたい人向けの睡眠アプリ3選

朝日を浴びてのびをしている女性

朝すっきりと起きるためには、適度な刺激で脳を覚醒させることが大切です。朝が苦手、寝起きが悪いという人は、次に紹介するアプリを試してみましょう。

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熟睡アラーム:朝から頭を使って起きたい人に

熟睡アラーム
「眠りが浅いときにアラームが鳴る」「問題を解かないとアラームが鳴り止まない」など、朝すっきり起きるための多くの工夫があるアプリです。

脳を強制的に働かせる設定

アラームの設定は「漢字の仲間はずれを探す」「計算問題を解く」「スマホを振る」の3種類から選ぶことができ、それぞれに難易度が3段階用意されています。起床直後に頭がボーっとしやすい人にぜひ使ってほしいアプリです。

浅い眠りのときにアラームを鳴らす機能も

「Runtastic Sleep Better 睡眠アプリ」と同様、スマートフォンの加速度センサーを使って寝返りを検出し、そこから睡眠の深さと浅さのリズムも計測します。アラームで設定した時間の少し前で浅く寝ているときにアラームが鳴ることで、より快適に起こしてくれる「スマートアラーム」機能もあります。
 

ぐっすり~ニャ:朝からかわいいネコと会話して脳にほどよい刺激を

ぐっすり~ニャ

画像提供:(C)エスエス製薬株式会社

エスエス製薬株式会社の睡眠改善薬「ドリエル」(第②類医薬品)のブランドキャラクターであるレオニャルド・フミンチが「おめざめBGM」とともに出迎えてくれるアプリ。朝にスマートフォンを見ると、その日に何時間寝たかを教えてくれます。

1日の終わりと始めはネコから

「Runtastic Sleep Better 睡眠アプリ」や「熟睡アラーム」と同様、スマートフォンの加速度センサーで睡眠の浅さと深さを計測し、グラフで表示します。また、起きたときに目覚めの気分を3段階で記録でき、フミンチからコメントがもらえるので睡眠の深さと目覚めの気分の関係を振り返ることもできます。

着せかえ機能でお好みのフミンチに仕立てよう

アプリを使うと着せかえアイテムをゲットでき、自由にコーディネートできるというエンターテインメント要素も。毎日の記録が面倒と思う人でも、アイテムを集めることがモチベーションのアップにつながります。ネコ好きならぜひ試してほしいアプリです。
 

めざましカーテン mornin’ plus:カーテンを自動で開け閉め

めざましカーテン mornin' plus
朝すっきりと起きるためには、太陽光を浴びましょう。このアプリは、別売りの装置をカーテンレールに装着すると、指定した時間にカーテンを自動で開け閉めできるという仕組みです。

太陽光で身体を「起きるモード」に

光を浴びると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌がおさえられ、体内時計もリセットされます。この装置とアプリを使えば、太陽光で身体を「起きるモード」に切り替えることができます。曜日ごとに指定できるので、休日は少し遅めに開ける、ということもできます。

照明ではなく太陽光で起きたい人向け

朝、真っ暗な部屋で突然照明をつけると刺激が強いと感じる人は少なくないでしょう。窓からの柔らかい太陽光で目覚めたいという人に向いています。なお、別売りの装置はワンタッチで装着でき、工具や工事は不要というのも使いやすい点です(カーテンレールの種類によっては取り付けできないものもあります)。
 

生活リズムを改善したほうがいい人向けの睡眠アプリ

朝の食卓

「夜眠れない」「朝起きられない」という場合、生活リズムの乱れが影響している可能性があります。その場合には、日中の生活習慣全体の見直しが必要かもしれません。

フミナーズ睡眠コーチ:生活習慣改善のアドバイスを受けよう

フミナーズ睡眠コーチ
アプリ上で睡眠時間を記録すると、それにそって生活習慣についてのアドバイスをしてくれます。

睡眠改善につながる生活習慣を身に付ける

アプリを起動すると、まずは「今はできていないけれども、これから実行できそうな目標」を3つ設定します。例えば「帰宅後は仮眠をとらない」「寝床でテレビやスマホを見たり仕事や読書をしない」などがあります。これらの目標が実行できたかどうかを毎日チェック。睡眠時間の変化と合わせて振り返ることで、生活習慣を改善するアプリです。

会話形式で習慣改善につながるアドバイスをくれる

アドバイスは会話形式で行われます。例えば、平日と休日の入眠・起床時間が2時間以上ズレているときには「休日に遅く起きるときでも平日とのズレは2時間以内におさめましょう」というように、睡眠時間を一定に保つようなアドバイスをしてくれます。ただ記録するだけでなく、その場でアドバイスをくれるので、すぐに改善に取り組むことができます。

フミナーズ睡眠コーチQRコード

■フミナーズ睡眠コーチ

https://coach.fuminners.jp/

※iPhone Safari/Android Chrome からアクセスしてください

専門家に相談しながら睡眠習慣を変えたい人向け、とっておきの睡眠アプリ

スマホを見て笑顔になる女性

どうしても今の睡眠を改善したい…という人向けのアプリです。専門家とメッセージをやりとりしながら二人三脚で睡眠改善に取り組むので、自分一人だけではなかなか長続きしないという人にも向いています。

スリープコーチ:専門家とチャットしながら睡眠習慣を改善する

スリープコーチ
専門家とチャットしながら、8週間かけて睡眠習慣の改善に取り組むことができます。

8週間の有料コースで万全なサポート体制

料金は8週間で19,800円と割高に感じるかもしれませんが、専門家とチャットができたり、睡眠について体系的に学習ができたりするなどのサポート体制があります。1週間ごとの睡眠効率、入眠時間、中途覚醒のグラフで、改善の過程を振り返ることもできます。

具体的で丁寧なアドバイスをもらえる安心感

筆者の睡眠時間はかなり不規則で、日中に眠くなって仮眠を1時間近くとることも少なくありませんでした。そのことについて相談したところ、「20分以上の仮眠はとるべき深い睡眠を前借りすることになり、夜の睡眠の質を低下させる原因になる」と教えてくれました。
 
そして、「仮眠は20分以内にすること、日中に眠気を感じなかったときの睡眠時間を記録から振り返って、自分にベストの睡眠時間を探る」というアドバイスをもらいました。非常に丁寧な回答で、画面の先に生身の人間がいるからこそ、アドバイスに従ってみようと思わせてくれます。

スリープコーチQRコード

■スリープコーチ

https://sleepcoach.jp

※iPhone Safari/Android Chromeからアクセスしてください

自分の悩みに合ったアプリを探そう

朝日を浴びながら伸びをしている女性

以上のように、睡眠アプリには、リラックスした状態で入眠できるようサポートしたり、睡眠の質を測定したりしてくれるものがあります。最後に、これらの睡眠アプリを使用したときのメリットをまとめました。

寝るとき、起きるときにサポートしてくれる

身体や心が緊張状態にあると、なかなか寝付つけなくなります。音楽を流したり、ヨガをしたりすることで、緊張をほぐしてみましょう。逆に起床時には、脳に視覚的な刺激を与えると、すっきり目覚められるといわれています。

自分なりの睡眠課題の改善方法が見つけられる

睡眠時間や睡眠の深さなどを計測して、グラフにできる睡眠アプリもあります。日中や入眠時の習慣を変えたときにグラフがどう変化するかを確認すると、自分なりの睡眠改善方法を見つけやすくなります。
 
睡眠アプリにもいろいろな種類があり、ひとつで全ての悩みを解決してくれるものはなかなかありません。自分が睡眠について何に悩んでいるのか、何を解決したいのかを一つに決めて、それに合ったアプリを探しましょう。

photo:Getty Images

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