お箸の正しい置き方知ってる?「中華・ビュッフェ・和食」の食事マナー
日常の中で、人と食事やお茶をすることはとても多いですよね。
もちろん話す内容や、メニューも大切ですが、一緒に食事をする人と会話を楽しみ、おいしく食事を楽しむためには、料理のスタイルによってお作法が違うということを知っておく必要があります。
そこで今回は、ビジネスマナー講師である桜美月さんに、中華料理、ビッフェ、和食のマナーについて教えてもらいました。
1:中華料理のマナー
中華料理の特徴は、テーブルが丸い円卓ということです。円卓は、時計回りに回すのが基本。最初の料理だけは、全員が取り終えてからいただきます。知らずに自分だけ先に食べることのないように気をつけましょう。
また、取り皿は“一品一皿”。前の料理と味が混ざらないようにするために、新しい料理をいただくごとにお皿を取り換えます。
そして中華料理では、器を持ち上げていただくのはマナー違反。手に持っていいのは、れんげ、お箸、湯飲みと覚えておきましょう。れんげは、溝に人差し指を入れて親指と中指をはさむようにして持ちます。スープ、麺類、ご飯類をいただくときも、れんげを使うのが正式のマナーです。