2019/01/17 20:30

ホームで泣き暮れる彼女。僕はどうすることもできなかった #終電と私

写真/gettyimages

0時が近づくにつれて、街の人々は「終電」が気になりだす。

帰ろうか、残ろうか。時計を見ながら正解を考える。甘酸っぱい思い出も、切なく悲しいできごとも、思えば全部「終電」がきっかけだった。

そんな、誰もがひとつは持っている終電にまつわる物語「#終電と私」を集めてみました。

彼女が悲しみに襲われてその場にうずくまってしまうとき、僕はいつもそばでおろおろと見守るほかなかった。

その悲しみの正体が僕にはわからず、ただ彼女の立ち上がる気力を奪うには十分な大きさであることだけがたしかだった。

彼女と付き合っていた3年余の間、僕がその場をうまく収拾できたことなんてただの一度もない。

そうなるきっかけさえもついにわからなかった。

ちょっとした行き違いや、言葉の端の棘や、あるいは態度、顔つき、目つき…そういったものがいつも、コップの縁のような足場に危うく立つ彼女の背中を押しているようだった。

わかったとしてもそれくらいだ。

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