2017/08/15 06:30

リトアニア・カウナスで、6000人のユダヤ人を救った「東洋のシンドラー」杉原千畝の足跡をたどる

「シンドラーのリスト」のオスカー・シンドラーになぞらえて、「東洋のシンドラー」とも呼ばれる日本人外交官・杉原千畝。

彼は、第2次世界大戦下で、行き場を失ったユダヤ人に「命のビザ」を発給し、6000人以上のユダヤ人の命を救いました。

そんなドラマの舞台となったのが、リトアニア第2の都市・カウナス。杉原千畝の功績はリトアニアでも高く評価されていて、カウナスでは、彼の名を知らない人はいないといっても過言ではないほど。

戦時下にありながら、人として正しいと信じる道を貫いた正義の人、杉原千畝の足跡をたどってみましょう。

・杉原記念館

杉原千畝が勤務していたかつての日本領事館は、現在、彼の功績を紹介する「杉原記念館」として保存されています。

1940年7月、この旧日本領事館前に突然の人だかりができました。彼らはナチス・ドイツによるユダヤ人迫害の嵐が吹き荒れるなか、ポーランドから逃れてきたユダヤ人。

当時のヨーロッパには、もはやユダヤ人が安住できる場所はなく、シベリアを経由して日本に渡り、そこからアメリカ大陸などに逃れる方法が、唯一彼らに残された希望でした。そのために必要だったのが、日本の通過査証。

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