2017/09/22 06:30

【新東方見聞録】いにしえのベトナム、アジアの大繁栄を支えたチャンパ王国の息吹

今のベトナム中部から南部にかけて、チャンパ王国という国がありました。

非常に息の長い王朝で、アジアの文化の発達に深く関わった偉大な国家でもあります。ですが、日本ではチャンパ王国の名すら殆ど知られていません。

日本文化とは、外来のものを取り込み続けた歴史の結果作品です。そこにはチャンパ王国の影響も多分に見られます。

「陸より海」の貿易原理

まず前提として、チャンパ王国は海洋貿易により栄えた王朝であるということを念頭に置かなければなりません。

陸伝いの貿易と海伝いの貿易、どちらがよりスピーディーかといえば海伝いの貿易です。二本足で川や山や荒れ地を進むとなると、やはり時間がかかります。それに陸伝いの貿易は、同一人物が数千キロ先の国に行くということは殆どありません。拠点毎に別人物へリレーしていくのが、いわゆる「シルクロード交易」の内実です。

しかし、海伝いとなると難破の危険はありますが、その気になれば同一人物がどこまでも遠くへ行くことができます。広いエリアでのビジネスをAさんが一手に引き受けるとなれば、ビジネス自体も効率がよくなります。

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