2017/05/20 16:11

子どもが起こしやすい急性中耳炎

子どもは大人に比べ抵抗力が低いだけでなく、耳の構造上中耳炎になりやすいといわれています。痛みが出ている場合は急性中耳炎といい、痛みの症状が落ち着いた頃にも中耳に異常が残っていることもあり滲出性中耳炎といいます。今回は、急性中耳炎について解説します。

急性中耳炎

私たちの耳は外側から順に、耳介、外耳道、鼓膜の奥に中耳、内耳があります。 中耳炎はその名の通り、中耳で炎症が起こる状態です。
耳は鼻とつながっており、鼻を通して菌が耳に侵入することがあります。これにより中耳に膿が溜まったり鼓膜が腫れることがあり、急性中耳炎と呼ばれます。大人に比べ乳幼児は抵抗力が低くかぜを引きやすいこと、更に耳管が短く構造的にばい菌の侵入を許しやすいことから3歳頃までは中耳炎を頻繁に繰り返す子も多いです。

子どもが急性中耳炎になると、以下の症状が現れます。

耳の痛み、難聴、耳閉感、耳鳴り、耳漏(耳から膿が出ること)、発熱

急性中耳炎の治療法

急性中耳炎の治療は、薬物療法が基本です。急性中耳炎の原因は大半の場合がウイルス性であることが判っていることから、軽症の中耳炎に対しては解熱鎮痛剤が第一に使用されます。しかし中耳炎の症状が進行する場合には細菌が関係している場合もあるため、必要に応じて内服の抗生物質が処方されます。さらに中耳炎が重症になった時や中耳炎を何度も繰り返すよう場合は、点滴の抗生物質を使用したり鼓膜切開術にて中耳に溜まった膿を排泄することもあります。

急性中耳炎はお子さんにより経過が異なりますし、状況によっては難聴を引き起こす可能性もあります。そのため急性中耳炎の治療においては、お子さんの状況をしっかりと把握しているかかりつけの先生を決めておくことが推奨されます。

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