2017/05/22 18:18

咳が止まらなくなり無呼吸に陥る子どもの百日咳

百日咳は百日咳菌と呼ばれる細菌が原因で、けいれん性の咳発作が出る感染症です。発症数はそれほど多くありませんが、感染力が非常に強く、家族間や周囲の人を介して感染し、保育園や学校での集団感染も多いです。今回は、百日咳について解説します。

百日咳とは?

百日咳にかかると、はじめは鼻水と軽い咳が生じ、風邪と間違える方も多いです。進行すると、短く乾いた咳が止まらなくなります。この状態になると、百日咳菌に有効な抗菌薬でも症状を止めることができなくなります。

更に病状が進行すると咳が10秒以上続くようになり、呼吸困難に陥ります。息を十分に吸うことができない程の咳が続くため、目が血走る、舌の筋が切れる場合もあります。また、急に息を吸い込むことにより、ヒューヒューという笛のような音が聞こえることもあります。これはフーピングと呼ばれ、百日咳の特徴的な症状の一つとして知られています。

重症化すると無呼吸状態に陥ることも

百日咳に大人が感染しても、重症化するケースは非常に稀です。しかし、子どもが発症すると完治するまでに2~3カ月の期間を要します。特に生後6カ月以下の乳児の場合は、無呼吸状態に陥り死亡することもあるため注意が必要です。

また、重篤な咳発作を繰り返していると血液に十分な酸素を取り込めず、低酸素性脳症を引き起こす場合もあります。この場合、痙攣や知能障害を発症する可能性も考えられます。百日咳菌を検出するためには特殊な条件が必要であり、百日咳の診断のためには積極的に感染を疑う姿勢が重要です。咳がいつもより長く続く場合は、早めにかかりつけの病院で相談しましょう。

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