2017/05/23 14:24

頬が腫れあがるおたふくかぜ。治療と予防について

おたふくかぜは耳の下が腫れる感染症です。おたふくかぜは大人になってから感染すると重症化することから、少し前までは子どものうちに感染した方が良い病気として知られていました。今回は、おたふくかぜについて解説します。

おたふくかぜとは?

おたふくかぜ(正式名 流行性耳下腺炎)とは、おたふくのようにぷっくりと耳下腺を始めとする唾液腺が腫れあがる感染症です。ムンプスウイルスへの感染が原因で起こり、2~3週間の潜伏期間があります。症状は初めに左右両方、またはいずれかの耳下腺が腫れあがり、発熱や顎の下が腫れることで物を飲み込んだときに痛みを伴う場合もあります。

症状の中でも特に顎下腺の腫れは治まりにくく、約2~3週間腫れが続く場合もあります。一方で顎下腺以外の症状は1~2週間で消失するといわれている他、ムンプスウイルスに感染をしても全く症状が現れないケースもあります(=不顕性感染と言います)。ムンプスウイルスに感染した場合の全年齢における発症率は約70%ですが、4歳以上の子どもをみると約90%の確率で発症するといわれています。

また、おたふくかぜは以下の合併症を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

髄膜炎、睾丸炎、卵巣炎、難聴、膵炎

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